三日月はづきです。
今回は闇を受け入れることの重要性について語らせていただきます。
数日前に「闇落ち」について語らせていただきましたが
これは自分の中にある闇が増幅して起きる現象です。
つまり誰の中でも闇はあるということ。
そもそも人の中にある闇とは何なのか？
ここでいう闇とは悪のこと。
生まれてまもない赤ちゃんは例外ですが、基本的には誰でも心に悪（闇）はあります。
悪の反対は正義（光）ですが、好きの対義語は嫌いのように光（正義）と闇（悪）も対を成すものなのです。
一見、悪とは全くの無縁に見えるような優しく裏表のない方でも、確実に闇を持っているのです。
そしてこの闇を受け入れられないと、闇がどんどんと大きくなってしまい自分のことが嫌いになったり、光よりも闇が大きくなってしまい闇落ちし、悪人になってしまうことがあるのです。
闇を受け入れるにはどうすれば良いのか？
そうならないためには自分の中の闇を受け入れることが重要です。
つまり悪い部分も受け入れなさい、ということですね。
その悪い部分を受け入れるためには選択や行動が重要になって参ります。
それそれを詳しく解説して参りましょう。
正しい選択をし『合わない』ものをなくしていく
何事にも「合う・合わない」はありますよね？
仕事で言えば、おそらく今まで「これは自分には合わない」「この仕事は自分に合っている！」と思われた事があったはず。
私で言えばお恥ずかしながら占いとは無関係な仕事をしていた時期もあるのですが、全く適応できず、わずか数日で解雇された事があります。
逆に、今の占い師・スピリチュアルカウンセラーというお仕事は、生き残るのが難しい職だと我ながら思うのですが、こうして何年も生き残れて一線で活躍できております（自分でいうのも何ですが）
適材適所という言葉があるように、どのような人にでも合う仕事と合わない仕事があるのです。
そして合わない仕事を続けていくと怒られたり、ミスを繰り返すことが増え、自分に対して許せなくなったり自信を失ったりします。
そうなると自分の中の闇が深くなってしまうのです。
逆に合う仕事をすれば自分への自信がつき、自分の中の闇も受け入れることが出来るようになります。
世間体をあまり気にしない
あなたは世間体を気にする方でしょうか？
人はあらゆる場面で常識にとらわれ過ぎて大事な事が見えなくなったりします。
仕事、恋愛、結婚、子育てなどですね。
どうしても常識とか、パターンとか言うものが邪魔をして本当に大事な事を見失ってしまうことがよくあるのです。
よく雑誌などで見かけるような恋愛マニュアルの様な物や、指南書の類を私はあまり好みません。
恋愛や仕事、人生は、パターンや定石があるほど単純なものではないのです。
人それぞれ大事にするべきものは違い、そしてゴールも違うのですから。
なのに世の中にはそのようなマニュアルを頼りにしてしまったり、世間体と言うようなものを大事にしてしまったがために、本当の幸せを逃してしまうような方が残念ながら沢山いらっしゃいます。
例えば、私の知人に本当に愛する人がいるのに、世間体を気にして心に従わない結婚をしてしまった方がいらっしゃいました。
その方は経済的な理由と世間体から非正規社員の本当に愛する彼よりも、正社員の結婚相手を選んでしまいましたが、結果的にはいくらお金があっても心が満たされる事は無く、離婚なさいました。
そして気が付いた時にはすでに遅し。本当に好きな人は幸せな家庭を築いてしまっておりました。
このように世間体を気にしすぎた行動をとると、後悔しやすくなるばかりか自分の中の闇に飲まれやすくなります。
逆に推薦するのは世間体や人の目をあまり気にせず、自分の本当の気持ちを優先して行動することです。
決して自分本位で自己中心的な行動をしなさい、というわけではございません。
周囲を気遣い、迷惑をかけないことはもちろん絶対条件です。
そしてその条件を守りつつ自分の本当の気持ちを優先し行動することで、気持ちに余裕ができあらゆることが許容できるようになっていきます。
もちろん、あなたの中にある闇も例外ではなく、それまでは決して受け入れることができなかったような大きな闇でも受け入れることが出来るようになることもあります。
良い恋愛をたくさん重ねる
ここでの「良い恋愛」の定義は「満足度が高く楽しいと思える恋愛」です。
恋愛経験の多さを自慢する方がいらっしゃいますが、恋愛経験も質が全てです。
極端な例となりますが、恋愛経験が多くてもその多くがお相手からDVを振われていたり、金銭が目的で良いように利用されているような恋であればそれはプラスにならず、むしろ負の遺産としてその方に深い陰を残してしまいます。
ですが良い恋愛を重ねることで闇を受け入れられるようになる、あるいは闇そのものが気にならなくなります。
やはり人生は恋愛が全て。とまでは強くは言いませんが、愛の力には凄いものがあるのは確かです。
愛で満たされるとこの前まで苦手だったものが突然やってみようと言う気持ちになってみたり、奥から思ってもいなかった未知なる力が沸き起こって来ます。
勿論それはあなただけでなくお相手も同じです。
自分の可能性を測る
私の尊敬する数学者はあのアルキメデスです。
ピタゴラス的な数の概念とは大きく異なる「天文学的数字」を『砂の計算』で想定したり、現代の積分法に繋がる方法で面積を求めつつユードクソスの方法で証明しなおしたりと、数々の偉業を成し遂げた人物です。
そんな天才数学者アルキメデスは人間を計算し、その人の可能性をも計ることもできたそう。
ですからアルキメデスは初めて出逢う人の事を計算し、その人の可能性を計っていたそうです。
私もアルキメデスほどの実力は持っておりませんが、人間の事を計算し計る事は出来ます。
このような事は「人間を数字に置き換えるなんて！！」という批判もございます。
私自身、今でも抵抗がある事です。
しかし私のような人を導く存在において、ご相談者様の事を知り、可能性を計る事は必要不可欠な事です。
そして出来れば全ての方にも自分で自分の可能性を測っていただきたいと思っております。
人の可能性は無限大と言いますが、これは決して誇張ではございません。
人によって個人差はありますが、本当に宇宙のような可能性は誰でも持っているものです。
ただ、何もしなければその可能性はわからない（気づかない）ものです。
そこで自ら積極的に自分の可能性を測っていきましょう。
自分の可能性の測り方は難しくございません。
「自分は何が出来るだろうか？」
と自分が出来そうなことを自分のこれまでの経歴やスキルと照らし合わせて考えるようにしてみてください。
そうすれば年齢や能力に関係なく何でも出来そうな無敵感が沸き上がってくるはずです。
それだけでもお勧めできるのですが、自分の持つ宇宙のような無限の可能性に気付くことで本記事の趣旨である闇を受け入れることも出来るようになっていきます。
悩みがある時はよく宇宙と自分を比較すると良いとされておりますが、これは宇宙のようにスケールの大きなものと自分の悩みを対比させることで
「よく考えれば大したことがなかった」
と、気づかせるテクニックですが、それと同じようなものです。
宇宙のような無限の可能性に気づくことで自分の中の闇など恐るに足りないもの、あるいはどうでも良いものと知り、それを受け入れることも出来るようになるのです。
最後に
闇を受け入れることは大切です。
ぜひ本記事に記載したことを参考に自分の闇を受け入れるようにしてみてください。
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