三日月はづきです。
日本人にとっても馴染みのあるハーブである「ラベンダー」
誰からも好かれやすい癖のない香りと使い勝手の良さから「万能なハーブ」とも評されることが多いです。
もしもラベンダーに馴染みがあってもトイレの芳香剤などでしか使っていないのだとしたら、それは大きな損です。
ラベンダーの良さは、ただラベンダーの香りを模した人口的な香りでは効果を引き出せません。
本物のラベンダーを使うことで本来の効果が発揮できるのです。
そのためには「精油」を用いるのが一番。
精油といってもそれほど高価ではありませんし、ラベンダーの精油であれば手にも入りやすいので一つは常備されることをおすすめいたしますよ。
今回はラベンダーのスピリチュアルなストーリーや効果的な使い方などを紹介していきます。
ラベンダーとは何か?
古代ローマ時代の人々は入浴する際にラベンダーを入れたり、怪我をした際には手当てのために傷口をラベンダーで洗っていたそうです。
そのため、洗うを意味するラテン語の由来の単語がラベンダーの語源となっております。
主に花・葉・茎が使われ
- 料理
- ハーブバス
- ハーブテイー
- ボデイマッサージ
- お肌のケア
- キャンドルやアイピローなどのクラフト
- 入眠導入剤として
などなど様々な使用用途があります。
また、ラベンダーは栽培されている場所の標高によって成分や香りの質が大きく異なってきます。
例えば、標高800m以上の高いところで育つラベンダーほど酢酸リナリルの含有率が高くなり、その成分は精神面に強く作用します。
ですが、標高の高い場所ほど栽培難易度も高くなります。
日本では埼玉県、北海道などにラベンダー畑があり、シーズン中は多くの観光客が訪れます。
アロマセラピーにおいても万能なハーブであり、シーンや人を問わず使いやすいです。
ラベンダーのスピリチュアルストーリー
ラベンダーの持つ意味は「洗う」「浄化する」「安眠への誘い」「治療する」です。
「ヒトはだれでもカラダの中に100人の名医を持っている」
というのはピポクラテスが残した言葉ですが、この名医とは人の体が持つ「自然治癒力」です。
ラベンダーは人の持つ自然治癒力に優しく働きかけ、100人の名医の力を強めてくれる力があります。
そして万人に愛されているのは、神にそのように作られているからに他なりません。
誰にも好き嫌いというものはあります。
ですがそんな好き嫌いを超越した普遍的に愛されるものは、数少ないですが存在しております。
多くは「空」「水」「空気」「緑」などの自然産物ですが、ラベンダーもまた誰がみても
「美しい」
「香りが良い」
「愛らしい」
と感じるように作られている愛されるべき存在なのです。
人や動物にもそれぞれ個性がありますが、ラベンダーは
「誰からも親しまれ愛されやすい」
というキャラクターを持っているのです。
そして人や動物と同様、ラベンダーにも「使命」があります。
その使命は「人や動物を癒し、怪我を治すこと」
ほとんど人の手の加わっていない自然界の物をそのまま食べたことがあるでしょうか?
山菜のようにアク抜きなどの面倒な下処理をしなければまともに食べることも出来ないものも多いですが、中には下処理や調理などを必要とせず、そのままでも美味しくいただけるものも存在します。
まるで人間の為に存在しているとしか思えないようなものも中にはあります。
そのような自然界の生き物の使命は大抵「人や動物の命を繋ぎ止めること」なのです。
人や動物が生きながら得るには食べるものが必要不可欠ですが、自然界の一部の存在がその役割を担ってくれているのです。
そしてラベンダーは自然界のヒーラーといえる存在でしょう。
痛みを緩和させ、心を穏やかにし、カラダの中の名医を強くして人を癒し、怪我を治して(元に戻して)くれるのです。
ラベンダーの持つスピリチュアルな効果
ここでは安眠、鎮痛など一般的なラベンダーの効果とはまた違ったスピリチュアルな効果について紹介して参ります。
優しい気持ちや記憶を取り戻してくれる
ラベンダーの持つ、安眠・鎮痛・治癒効果は非常に優しいものです。
それゆえに薬のような即効性はなく、効果は緩やかなものです。
そして体への負荷は少なく、副作用もあまりありません。
また、ラベンダーの持つ優しさは人の持つ優しさにも働きかけます。
余裕の無さなどから失われていた優しさもラベンダーの精油の力に日々、触れることで徐々に戻っていくことになります。
自分以外への意識を強めてくれる
ラベンダーは人や動物のためのハーブです。
人や動物を癒し救う為に存在しているハーブなのです。
それゆえにラベンダーの意識は常に外へと向いております。
そんなラベンダーの精油を使い続けることで、あなたの意識も徐々に内だけでなく、外へにも向いていくことになるでしょう。
仮にあなたが余裕の無さなどから自己中心的になっていたとしても、外に意識が向くことで他人に対する思いやりや気遣いに溢れていくようになります。
輝く人になれる
ラベンダーの治癒の良い所はただ「元の状態に戻す」のではなく、「元の状態よりも良く」してくれるところにあります。
個人差はありますが、例えば火傷をした箇所をラベンダーの力を借りて治したとしたら、その皮膚は元のそれよりも強くなっていくのです。
傷の治癒以外にもラベンダーの精油を使い続けることで、あなたはより良いあなたへとなっていき、より輝いていきます。
最後に
ラベンダーの持つスピリチュアルなストーリー、効果はいかがだったでしょうか?
万人向けとはいえ、中にはラベンダーの香りが嫌いという方もいらっしゃいます。
ですがその香りに惹かれるものがあったのであれば、ラベンダーはきっとあなたをより良い方向へと導いてくれるでしょう。
ラベンダーの精油は一つ常備しておいて損することはございません。
まずはお手軽な芳香浴、またはアロマバスでお試しください。