三日月はづきです。
富士山はなぜ最強のパワースポットと言われているのか?
それには確かな理由があります。
一般的によく言われていることと、実際に富士山に何度も修行に訪れて感じたことから、その理由を紐解いて参ります。
富士山が最強のパワースポットとされている理由
相性を超越する超パワーがある
パワースポットは相性がとても大切です。
同じパワースポットを訪れても、強く力を感じる方もいれば、ほとんど変化を感じない方もいます。
これは私が日頃ご相談者様によく説いていることですが、しかし富士山はなんと個々の相性すら超越するほどの超パワーがあるのです。
これはつまり、万人に「効きやすい」ということでもあります。
感じ方や得られるご利益には個人差がありますが、相性が合わないために何も感じられないということが起こりにくい場所です。
富士山そのものが持つ非常に大きな力が訪れた方を包み込み、その方に合った形で働きかけてくれるのです。
このようなパワースポットは 中々ありません。
あらゆる神霊が山に宿っているから
富士山の大木、岩屋、滝、湧水、風穴、火山地形なども、神仏の力が現れる場所として扱われました。
村山浅間神社には巨大なスギやイチョウがあり、古道には札打場の大ケヤキ、垢離場、岩屋、行場などが存在します。
それぞれが独立した場所ではなく、富士山という巨大な霊場を作り上げる大切な存在なのです。
- 巨木に宿る神霊
- 水や滝の浄化力
- 岩屋に満ちる地中・胎内の力
- 噴火や溶岩に現れる荒々しい山の力
- 代々そこで修行した山伏の祈念
これらが長い年月をかけて重なり、富士山そのものが巨大な霊場として成立しているのです。
神社だけに神霊がいるのではありません。
森の中に立つ大木、古くから流れ続ける水、山の内部へと続く岩屋、噴火によって作られた溶岩にもそれぞれ異なる力が宿っています。
そして富士山に訪れることで、これらの神霊の超パワーも自然に得ることができるのです。
一つの場所だけでは得にくい、さまざまな神霊の力に触れられることも富士山が最強のパワースポットとされる大きな理由です。
富士山に集まってくるのは人間だけではないということですね。
強い再生の力
かつて富士登拝は登山ではなく、信仰的な「生まれ変わり」の旅として行われていました。
富士講の信者を受け入れた御師は、宿泊や登山の手配だけでなく、登拝の心得やお祓いなども担っていました。
富士山へ入る前から心身を整え、山に登る行為そのものを特別な修行として扱っていたのです。
山麓から山頂へ向かう動きは、象徴的には俗世から神域へ、そして古い自分から新しい自分へと変わる上昇を意味するからです。
山頂で御来光を見る行為も、太陽の再生力と重なります。
長い夜が終わり、新しい太陽が昇る姿は過去を終わらせ、新しい状態へと生まれ変わる姿でもあります。
富士山の再生力は派手な願望成就というより、執着を断ち切り新たな良いエネルギーに生まれ変わらせてくれるものです。
長く抱えてきた迷い、過去への執着、心の中に残った重い感情などを手放し、前へ進むための力を与えてくれます。
何かを新しく始めたい時、過去から離れたい時、気持ちを切り替えたい時にも富士山の再生力は強く働きかけます。
富士山はこの再生力が非常に強いのです。
木花開耶姫命との強いつながりがあるから
富士山最古の登山道とされている村山古道全体を支配する中心的存在は富士山の神である浅間大神ですが、現在は一般に木花開耶姫命と結び付けられています。
私が村山古道で修行していた時のことです。
《光の使者よ、導く者よ…》
という声がどこからともなくきこえてきたのです。
その声の主は、まさに木花開耶姫命でした。
私はありがたいことに、日頃行っている占い師としての導きが認められ、そのご利益を得ることができました。
富士山ではどのような気持ちで山へ入り、日頃どのような行いをしているのかも神霊に見られています。
一般の方も真剣な気持ちで富士山を訪れ、感謝を持って山や神霊と向き合うことで何らかのご利益がいただける可能性がございます。
大日如来のご加護を受けやすいから
中世の富士山修験では、富士山そのものが大日如来の現れと考えられました。
浅間大神という神の本体が大日如来であり、山頂は仏の世界であるという神仏習合の解釈です。
富士山は遠くから願いをかけるだけの山ではなく、内部へ入り、登り、修行することで仏の世界に接近する場所でした。
山の中へ入り、自分の足で登ることにも大きな意味があります。
苦しい道を進み、自然の厳しさと向き合うことで日常とは異なる場所へ近づいていくと考えられていたのです。
そして今現在でも、富士山の登山者は大日如来が見守っているとされています。
険しい道を進む姿、苦しくても前へ進もうとする姿、富士山を敬いながら行動する姿も、大日如来は見てくださっています。
大日如来にその頑張りや日頃の姿勢などが認められれば、良いご加護をいただけるでしょう。
山頂まで登ったかどうかだけが大切なのではありません。
どのような気持ちで富士山へ入り、どのように山と向き合ったのかも大切なのです。
願いを叶える力がすごいから
富士山は信仰だけでなく、祈願の対象ともされてきました。
神社で願掛けするように、富士山に向けて願掛けされてきたのです。
実際、確かな願望成就力があり、富士山に訪れることでその願いを叶える力はより反映されやすくなるのです。
遠くから富士山に向けて願いを伝えることにも意味はありますが、実際にその場所を訪れ、富士山の空気に触れ、自分の足で歩くことでより強く力を受け取りやすくなります。
ただ願いを伝えるだけではなく、富士山や神霊に感謝を伝えることも大切です。
自分の願いだけを押しつけるのではなく、山へ入らせていただくことへの感謝を持つことで願いも届きやすくなります。
富士山の力を受けることで願いを叶えるために行動する気持ちも高まり、進むべき方向も見えやすくなるでしょう。
最後に
富士山が最強のパワースポットである所以がご理解いただけましたでしょうか。
一番良いのは文章で知ることだけではなく、身を持って体感することです。
お伝えしたように富士山は相性を超越しますので、個人差こそありますが訪れてみて体感するのが一番です。
富士山の力がどのように伝わってくるのか、どのような変化を感じるのかは、実際にその場所へ行ってみなければわかりません。
もちろん山頂を極めなくても一合目付近を散策するだけでも構いませんよ。
森の中を歩き、風や水、大地に触れるだけでも、富士山が持つさまざまな力を感じることができるでしょう。