三日月はづきです。
梅雨という季節について、あなた様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。
毎日雨が続いてジメジメするから、なんとなく気分が沈んでしまうという方も多いかもしれません。
しかしスピリチュアルな視点でこの時期を見つめ直してみると、梅雨は決してマイナスの期間ではないのです。
物事が完全に止まってしまう「停滞」の時期ではなく、これまでの余計なものを洗い流す期間、そして次の季節へとスムーズに進むための切り替えの期間として扱われることがほとんどです。
これは日本の昔ながらの四季の感覚や東洋の陰陽思想、さらには大自然を敬う信仰の形とも深い結びつきがあります。
まさに昔から言われている「雨降って地固まる」という言葉そのものの現象が私たちの心や体、そして目に見えないエネルギーの世界でも起こっていると考えてみてください。
今回は梅雨が持つスピリチュアルな意味と、この時期を心地よく乗り越えるための具体的な過ごし方について詳しくお話しをさせていただきます。
梅雨が持つスピリチュアルな意味
余計なものを洗い流す期間
雨というものには、古くから「目に見えない汚れや心身の重たいものを綺麗に洗い流す力」があると信じられてきました。
あなた様も神社に参拝した際に「禊(みそぎ)」という言葉を耳にしたり、実際に手や口を水で清めたりした経験があるのではないでしょうか。
- 神社で行われる禊の文化
- 雨を降らせて恵みを願う雨乞いや雨に関する神事
- 水を使って場や心身を綺麗にするお清め
これらはすべて水が持つ素晴らしい力を借りるための行いです。
梅雨はこの水によるお清めが長期間にわたって日本全体に行われる時期と言えます。
そのため、この時期には以下のようなものが心や体の表面に浮き上がりやすくなります。
- 心の中に溜まっていたモヤモヤとした感情の澱
- 日頃の人間関係で蓄積された疲れ
- 「こうしなければならない」と無理をしていた思考の癖
- もう手放してもいいはずの過去への強い執着
あなた様は最近、このような変化を感じていませんか。
「なんだか近頃、理由もないのに気分が重たくなる」
「ずいぶん昔の出来事や、昔の知り合いのことを急に思い出す」
「いつもより人に会うのが億劫になり、静かに距離を置きたくなる」
もしこうした状態になっていたとしても、不安に思う必要はまったくありません。
これらはスピリチュアルの世界において、“心の中に溜まった不要なものを外へ出すための排水作業”が順調に行われている証拠であると捉えられているからです。
心のお掃除が始まっているのだと、ゆったりとした気持ちで受け止めてみてください。
あえて無理に動かない方が良い時期
梅雨は人間だけでなく、大自然に生きるすべての生き物が「少し活動のペースを落とす」季節にあたります。
周りの動物や植物を観察してみると、彼らはこの時期に次のような行動をとっています。
- 勢いよく成長する速度を少しだけ緩めて調整する
- 次の季節に力強く活動するためのエネルギーを体の中に蓄える
- 意識の矢印を外側ではなく、自分の内側へと向ける
大自然がこのようなお休みモードに入っているため、スピリチュアルな面でも梅雨の時期に無理をして活動の幅を広げようとしたり、大きなエネルギーで突き進もうとしたりすると空回りして疲れ果ててしまう傾向があります。
ですので梅雨の時期は無理なお出かけや新しい挑戦を詰め込むのではなく、ご自宅でゆったりと静かに過ごしていただくのが基本的には一番のおすすめとなります。
陰の性質が強まる季節
東洋の古い思想において、梅雨は一年の中でも特に「陰」の性質が際立って強くなる時期とされています。
具体的な特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- 空気中の高い湿気
- 気温の変化による体の冷え
- ずっしりとした空気の重さ
- 雨が音を吸収することによる静けさ
- 自分の心と向き合う内向性
こうした環境の変化に伴って、あなた様の心や体にも連動した変化が現れやすくなります。
- 周りの人の感情や環境に対して、いつもより感受性が強くなる
- 寝ても寝ても、体中が強い眠気に包まれる
- ふとした瞬間に、寂しさや孤独感を覚える
- 物事の先を見通すような直感が妙に働く
- 周りの音や、漂ってくる匂いに対して敏感になる
人によってはこうした変化を「体調が悪い」「気持ちが落ち込んでいる」とネガティブに捉えてしまうかもしれません。
しかしこれは自然の大きな流れにあなた様の心身が上手に合わせられている証なのです。
派手なテンションで大騒ぎしたり、常に気持ちを高ぶらせてハイな状態を維持したりするよりも、この時期は以下のような「静かな感覚」を楽しめるものと過ごすのが最適です。
物事の輪郭が曖昧になる
梅雨の季節は霧が立ち込めたり、湿気が高くなったり、低気圧が続いたり、空が一面曇天に覆われたりします。
景色全体が白く霞むように、この時期はあらゆる物事の「輪郭」がぼやけて曖昧になりやすくなります。
そのためスピリチュアルな解釈としては、以下のような本来ははっきりと分かれているはずの境目がお互いに混ざり合いやすくなる時期だとされています。
- 現実の世界と頭の奥底にある無意識の世界
- 頭で考える理性と胸で感じる感情
- 過ぎ去った過去と生きている現在
- 自分と他人との間の適切な距離感
最近になって妙にリアルな夢をよく見るようになったり、普段は忘れているような懐かしい人の顔がふと頭に浮かんだりする人が増えるのも、この境目が曖昧になる現象が背景にあるからだと言われています。
決して悪い季節ではないという事実
誤解されやすい部分ではありますが、スピリチュアルな視点において梅雨=縁起が悪い、不吉な季節であるということは決してありません。
むしろ多くの考え方において、梅雨は以下のように大変重要な役割を持つ期間として見られています。
- 本格的な夏を迎える前に心と体のバランスを整える調律の期間
- 心身の中に滞っている水分のバランスを綺麗に整える期間
- 自分にとって必要のなくなったものを雨と一緒に綺麗に流し去る期間
昔からの農耕文化の視点で見ても、雨は「作物を育て、私たちの命を繋いでくれる大切な恵み」そのものでした。
梅雨は私たちがこれから先を豊かに生きていくために、どうしても欠かせない準備の季節なのです。
梅雨時期におすすめしたい過ごし方
ここからはあなた様がこの梅雨の時期をより心地よく、そして素晴らしいエネルギーを蓄えながら過ごすための具体的な方法をお伝えいたします。
基本はインドアで過ごす
先ほどもお伝えしたように、この時期の基本は「家の中でゆったりと過ごすこと」です。
外から一歩離れてお部屋で心身を休めることを最優先にしてください。
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雨の日はあえて外に出る
「基本は家の中で過ごすと言ったのに、なぜ雨の日に外へ出るの?」
と、あなた様は不思議に思われたかもしれませんね。
しかし実は雨が降っている日こそ、あえて少しだけ外に出てみるのがおすすめなのです。
その理由は最初にお話しした「雨が持つお清めの効果」を体全体で一番受け取りやすくなるからです。
もちろん風邪をひいてしまっては意味がありませんので、全身びしょ濡れになる必要はありません。
お洋服が濡れないように傘を差し、無理のない範囲で外の雨の空気に触れたり、雨粒を眺めたりしてみてください。
それだけで、心のモヤモヤがすっきりと洗い流されていくような感覚を得られます。
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お部屋の換気の回数を増やす
お部屋の中にジメジメとした湿気がずっと溜まっている状態は、家の中の運気やあなた様自身のエネルギーの面にとっても大きなマイナス要素となってしまいます。
そのため、梅雨の時期こそ意識してお部屋の換気の回数を増やしていきましょう。
家にいる間は、朝、昼、夜の最低三回、窓を二箇所以上あけて、10分ほど空気の通り道を作ってあげてください。
これだけでお部屋にこもった重たい空気が外へと出ていきます。
外に出るときはあえて水の多い場所に行く
もしお出かけする機会があるのであれば、より高いお清めの効果を得るためにあえて「水がたくさんある場所」を選んでみてください。
具体的には以下のような場所がおすすめです。
- 広大なエネルギーを感じられる海
- 水が常に流れ続けている川
- 静かに水を湛えている湖
- 雨の水分をたっぷり吸い込んだ静かな森
こうした場所へ足を運ぶことで、自然が持つ水の力があなた様の心身を優しく癒やし、溜まった疲れを綺麗に洗い流してくれます。
空気清浄機をフル稼働する
お部屋の換気とセットでぜひ一緒に取り入れていただきたいのが空気清浄機の活用です。
梅雨はお清めの季節ではありますが、それと同時にすっきりとしないお天気が何日も続くため、どうしても気持ちが下を向きやすくなってしまいます。
お部屋の中の空気が澱んでいると、そのどんよりとした空気に引っ張られて、気持ちの落ち込みがさらに加速してしまうのです。
そこで換気を行うのと同時に、空気清浄機をしっかりと動かして室内環境を整えましょう。
この時期の空気清浄機の運転出力は、あえて「強」に設定することをおすすめいたします。
強に設定すると、機械から「ぶおおおおおおおおお!」という大きな音が響いて、少しうるさいと感じるかもしれません。
しかしお部屋の空気を常に綺麗に保ち、気持ちの沈みを防ぐためにも梅雨の時期だけは少しその音を我慢して、稼働させ続けてみてください。
その効果は十分に実感できるはずです。
香りを効果的に使う
どんよりとした曇り空や雨のせいでどうしても気持ちが塞ぎ込んでしまいそうなときは、植物の力を借りて香りを効果的に生活へ取り入れてみましょう。
心がすっと軽くなるような、明るくて少し鋭さのある爽やかな香りがこの時期にはぴったりです。
私個人としては、以下のような香りを好んで使っています。
頭をすっきりとさせてくれるペパーミント
もやもやした気分を明るくしてくれるレモン
優しさと爽やかさを併せ持つレモングラス
爽快感を与えてくれるライム
これらのみずみずしい香りをアロマオイルなどで定期的にお部屋に広げることで、室内の重たい空気が一変し、あなた様の気持ちも自然と前を向くようになります。
梅雨という季節の持つ本来の意味を知り、これらの過ごし方を少しずつ生活に取り入れることで、あなた様の心と体は次の素晴らしい季節に向けて、豊かに整っていくことでしょう。