三日月はづきです。
毎日何気なく行っている習慣。
誰でも簡単に出来る事なのに幸福に直結している事は多くあります。
幸福に直結といっても実践すればすぐに幸福になれるというわけではありませんが、積み重ねる事で徐々に幸福を体感していくことになるのです。
塵も積もれば山となります。
コツコツと毎日小銭を貯金していけばいつかは大金となるのです。
それと同じように、小さな幸福へと繋がる事をしっかりと毎日行っていけば、大きな幸福へと繋がっていきます。
今回はそんな小さな幸福を生み出す「挨拶」について語らせていただきます。
挨拶をすることで得られるスピリチュアルな効果とは?
挨拶とスピリチュアル、一見無関係そうで実は深い関係にあります。
挨拶とはそもそも人と会った時に交わす儀礼的な言葉です。
祝意・謝意・親愛・感謝などの意味が挨拶には込められております。
儀礼とはマナーのこと。
そしてマナーを守る事は人としての務めです。
ですがマナーを守らない方も世の中には多いですよね。
しかし、しっかりとマナーを守る事であなたご自身の「人間性」が保たれ、時に上昇するのです。
この人間性は、その人の価値を決める物であり、人間性が高い人ほど
- 幸福になりやすい
- 来世、良い存在(または自分自身が望んでいる存在)に転生しやすい
- 運の良いことに恵まれやすい
などの特徴がございます。
そしてその人間性の良さはあなたの第一印象になって現れます。
悪に心が染まっている方が猫を被ってもそれはなかなか隠しきれるものではございません。
人の人間性は隠す事が非常に難しく、本人は完璧だと思っていてもどこかでボロが出ます。
そして正直者がバカを見るという言葉がありますが、これは誤りです。
悪賢い人が卑怯に立ち回って得られる得は一時的なものでしかないのです。
アリとキリギリスでいえば、キリギリスの方となります。
目先の快楽だけや損得だけを重視して、正直に生きてこなかった人間は後々悪い運命が待っております。
これは因果応報の法則に基づいたものです。
悪い事をすれば巡り巡って悪い事が自分に返ってくるのです。
一方で良い事をすればいつの日にか良い出来事になってあなたに返ってきます。
挨拶をしっかりとするだけでも正しく行っていただければ、いつかは大きな幸福となって返ってくるのです。
あまりにも基本的な行為で見失いがちですが、挨拶も間違いなく良いことの一つです。
人間性を上昇させる正しい挨拶の仕方について
挨拶の仕方に正しいも悪いも無いのでは?
と思われたかもしれませんが、それは大きな間違いです。
私が見るに、挨拶がしっかりとできていない方は意外と多いです。
多くの方は略した挨拶をしてしまっているのです。
比較的長い名称だと言いやすいにように簡略化される事が多いですが、挨拶のように毎日繰り返し言う言葉は短い言葉でも省略されてしまう場合が多々ございます。
例えば
「こんにちは」
↓
「ちは」
「ありがとうございます」
↓
「あざす」
「おはようございます」
↓
「はよ」
「おやすみなさい」
↓
「おやすみ」
などですね。
いかがでしょうか。
上司など目上の人間には正しく挨拶されているかもしれませんが、親しい方だと簡略化された挨拶をしてしまっておりませんか?
挨拶の言葉にはどれにもそれぞれしっかりとした力が宿っております。
そしてその力はしっかりと正しく言ってこそ、効果が発揮されるのです。
その力とは主に「相手を労う気持ち」です。
日本語独特の表現で「お疲れ様」という挨拶がございます。
実はこれと同じような労いの気持ちと力が全ての挨拶には含まれているのです。
しかし、正しく発音しないとその効果も無効化されてしまいます。
ですので、正しくはっきりと挨拶は発音するようにしましょう。
そして、常に挨拶が必要な状況・タイミングではしっかりと挨拶をすることも忘れないように。
家族同士や親友同士だと挨拶をしない方が多いですが、親しい仲にも礼儀ありです。
挨拶には「言わないで良い例外」は無いと思ってください。
挨拶が迷惑になる事はまずありませんので、遠慮は無用です。
自分の為にもかける相手の為にもしっかりと挨拶をするようにしていきましょう。
家族に今更しっかりと挨拶するのには気恥ずかしさがあるかもしれません。
ですがあなたがしっかりと挨拶をするようになれば、家族もしっかりと挨拶を返してくれるようになるでしょう。
それにより、家族同士の絆も深まっていくことになります。
挨拶をしない人の対策について
挨拶は基本的な事で、多くの家庭や学校で「挨拶をしっかりとしなさい」と教育を受けます。
しかしそれにも関わらず、挨拶をしたのに挨拶を返してこない方は一定数存在します。
登山中に挨拶が返ってこないのは相手が疲労しきっていて挨拶出来る余裕がないか、登山者は高齢者が殆どなので耳が遠くて挨拶が聞こえなかったから。
という理由で説明できます。
同じ職場で毎日挨拶をしていて、明らかに聞こえるような声量で言っても挨拶をしてこないような明確に「無視」をしてくる方もいます。
そのような事があると気分が悪くなるだけでなく
「この人は自分が嫌いなので、挨拶をしてくれないのかな?」
と不安な気持ちにもなってしまいますよね。
挨拶が聞こえているのに挨拶を無視する人は、高確率で他のルールも無視するような反社会的な方が多いです。
たかが挨拶だけでと感じたかもしれませんが、お伝えしたように挨拶をする事は誰もが受けている基本的なマナーの一つです。
そのような基本的なマナーも無視するということは、あなたが嫌い云々は置いておいて、マナーを破ることに抵抗がなく反社会性を持っているということです。
例えば挨拶無視の他には
- 信号無視
- 路上喫煙
- ポイ捨て
- ネコババ
- 横領
など大小の程度は人それぞれではありますが、他にも多くのマナー違反をしているケースが多いです。
ルールやマナーを抵抗なく破れる方はどの時代も一定数いらっしゃいます。
ですがそのような方とは極力関わらないことをお勧めいたします。
反社会的な方と関わりを持てば、あなたの価値が落ち、人間性も乱れることがあります。
最後に
まとめますと
- 挨拶を積み重ねる事で人間性の維持や上昇に繋がる
- 挨拶は省略しないではっきりと言う
- 挨拶しないで良い例外は存在しない
- 挨拶を無視してくる人とは出来るだけ関わらない方が良い
ですね。
毎日の挨拶一つで人生が好転することもありますので、是非はっきりとした挨拶を心がけてみてください。