三日月はづきです。
お盆の時期に行うべきことはいくつもあることはご存知でしょうか?
お盆は多くの人がなんとなく過ごしてしまう時期かもしれませんが、ご先祖様とのつながりが強まる特別な期間であることを意識すると、毎日の過ごし方が少し変わってきます。
今回は一般的に知られている形式的な行事だけでなく、ご先祖様との絆が深まり、あなた様の心も整うようなお盆の過ごし方をまとめてみました。
お盆の時期に行うべきスピリチュアルな行い
善行を行う
お盆は、ご先祖様の魂がこの世に戻る特別な期間です。
スピリチュアルな視点ではあの世とこの世の境が薄くなり、ご先祖様と下界のつながりが強まります。
そこでその時期に合わせておすすめなのが「善行」、つまりは良いことです。
ご先祖様が喜ぶことの一つではありますが、ご先祖様といえど四六時中あなた様のことを見守ってくださるというわけではございません。
あの世にもあの世の生活や理があり、常に子孫のすべてを見ているわけではないのです。
ですのであなた様が日頃から良い行いをしていても、ご先祖様はそれを知らないことも多いのです。
そこで見せつけるわけではありませんが、ご先祖様に自分が日頃行っている善行を意識して伝えてみたり、ご先祖様が戻ってくるこの時期に改めて背筋を伸ばして過ごすという姿勢を見せてみましょう。
たとえば
- 犬の散歩に行く
- 自炊をする
- 健康に気をつける
- 早寝早起きをする
- 遅刻せずに会社に行く
- 挨拶をしっかりとする
- 感謝をする
など特別なことではなくてもちろん構いません。
このようなことも善行に入りますからね。
ポイントとしては作為性がなく、日頃から行っていること。
ここぞというばかりに日頃から行っていないような善行を行ってもご先祖様はそれを簡単に見抜きますから、かえって逆効果になることもございます。
何事も背伸びをせず、等身大のあなた様が日々を大切に生きている姿こそ、ご先祖様にとって一番の安心材料になるのです。
故人の思い出を家族で話す
写真を見たり、昔の出来事を語ったり、故人の得意料理を作ったりすることです。
人は二度亡くなると表現されることがあります。
一度目は肉体が失われたとき、二度目は誰からも思い出されなくなったときです。
お盆に思い出を語ることは、その人が生きた事実を次の世代へ残す行為になります。
食卓を囲みながら「あのおじいちゃんは、こんな面白いことを言っていたね」とか「おばあちゃんは、この料理をよく作ってくれたね」と会話をすること。
そうやって故人の人柄を今の私たちが語り継ぐことで、ご先祖様はあちらの世界から見守る私たちの輪の中に、再び温かい存在として迎え入れられるのです。
家族同士の関係を整えること
ご先祖様を大切にすると言いながら親族同士で争い続けるのは矛盾します。
無理に仲直りする必要はありませんが、悪口や過去の恨みを一時的に止め、穏やかに過ごすことには大きな意味があります。
お盆の期間中だけでも誰かのことを憎んだり、攻撃したりするエネルギーを抑えてみてください。
ご先祖様は自分たちがつないできた命が仲良く暮らしている姿を見ることを何よりも望んでいます。
あなた様が家庭や親族との関係で少しでも穏やかな気持ちでいるだけで、ご先祖様にはその心地よい波動が伝わります。
命を粗末にしない生活を意識すること
健康を整える、危険な行動を避ける、家や仕事を立て直すなど、受け継いだ命を丁寧に扱うことです。
ご先祖様の立場を想像すれば、子孫が供え物だけを並べるより、元気に暮らしているほうが安心すると考えるのが自然です。
自分自身を大切にすることは、命のバトンを渡してくれたご先祖様全員に対して一番の供養になります。
栄養をとって体を動かし、仕事に打ち込み、生きることに喜びを感じること。
これ以上にご先祖様が喜ぶお土産はありません。
お墓参りに行く
お伝えしたように、ご先祖様は守護霊のように四六時中あなた様の影としてあなた様のことを守っているわけではありません。
ですが霊界からあなた様を見守って下さっているので、あなた様の状況の多くを把握しております。
ですのでご先祖様に恥ずかしくない行動やご先祖様が喜ぶべき行動を取るべきだとご相談者様には説いているのですが、そんなご先祖様が喜ぶ行動の一つがお墓参りなのです。
ご先祖様は子孫の行動は見守っていても距離が遠いので、その心までは見通せないことがあります。
しかしお墓参りに行くという「行動」は、あちらの世界にも明確なサインとして届きます。
お墓参りという行動は先祖を敬い大切にしているという心の表れですので、ご先祖様は
「この子は私のことを今も大切にしているのだな」
と、大変喜ばれるのです。
形にこだわる必要はありません。
お墓を掃除し、手を合わせ、今自分がこうして生きていることを報告するだけで十分です。
お盆という機会に足を運ぶことで、ご先祖様との通信環境が整うと考えてみてください。
逆に避けるべきこととは?
見栄のために高額な供養をすること、供え物を腐らせること、墓参りをしただけで日頃の親不孝や家族への冷たい態度を帳消しにした気になることなどですね。
過剰な演出やお金をかけることが供養になると思い込むのは少し違います。
また、ご先祖様を恐れて「供養しなければ祟られる」と考える必要もありません。
本来のお盆は、恐怖ではなく再会と感謝の行事です。
ご先祖様を神様のように恐れる対象にするのではなく、あなた様を支える大きな命の根っことして捉えてください。
最も大切なのは、仏壇やお墓の前で、
「あなたが生きてくれたから、今の命があります。ありがとうございます」
と伝えることです。
これがお盆に行う供養の核心です。
特別なことは何もいりません。
ただ、感謝の気持ちを持ち、あなた様の日常を丁寧に生きること。
それこそがご先祖様にとって一番の喜びであり、お盆の過ごし方として何よりも尊いことなのです。