三日月はづきです。
誰でも一度は「悪夢」とされているような夢を見た事があるのではないでしょうか?
悪夢は自分自身の状態が反映された写し鏡です。
悪夢レベルから自分の状態を知り、次につなげることができるのです。
何事もそうですが、転んでもタダでは起きない精神が重要です。
そして悪夢にもレベルがございますので、悪夢レベルと合わせて悪夢の原因を説明してまいります。
悪夢レベル1~3の悪夢
1~3レベルは記憶にも残らないことも多い程度の悪夢です。
- 転んでちょっと擦り傷が出来た
- 会社に遅刻をした
- 愛犬に噛まれた
など、現実世界で起きても特に気にも留めないか、翌日には綺麗さっぱり忘れてしまう事が多いです。
悪夢レベル4~7の悪夢
4~7からは翌朝の記憶にも残る事が多くなってきます。
こちらも上記と同じ例でいうと
- 転んで骨折をしてしまった
- 会社に遅刻をして上司に怒られた
- 愛犬に噛まれ、大怪我をした
など、笑って済ませるようなレベルのものではなくなってきます。
現実世界でも肉体面・精神面でも大きく傷つけられ、時に傷跡として残ることもございます。
ただ、時間が経てば回復したり、その経験を糧にして成長できたりもします。
悪夢レベル8~10の悪夢
一言で言うと最悪の悪夢であり、まさに「夢ならば早く覚めて」と思ってしまうような、苦難や不幸を体験することになります。
- こちらも上記で同じ例でいうと、山で転倒し骨折し、身動きが取れなくなってしまい、やがて食料や水も尽きてそのまま朽ち果てていく
- 会社に遅刻をし、上司に怒られただけでなく解雇されてしまった
- 愛犬に首を噛まれ、大出血をしそのまま亡くなってしまった
- 愛犬も保健所に送られ、後を追うように亡くなってしまう
など、後味の悪い映画のようなバッドエンド展開となります。
やけに生々しく、まるで本当に現実で起きているかのようなリアルさがあるのも特徴です。
夢の展開としては、最終的には自分や自分の愛する存在が亡くなったり、自分の立場が悪い方向に一変したり、失業したりと、「それだけは避けたい」と思っているようなことを体験(時に何度も)することになります。
悪夢を見るスピリチュアルな原因について
悪夢を見る原因は一つだけではございません。
複数の原因が絡んで悪夢を引き起こします。
一つずつ説明していきましょう。
大きなストレス
ストレスは万病のもとですが、悪夢をも引き起こすきっかけにもなります。
蓄積された大きなストレスが引き金になるより、その日に何か大きな嫌な出来事が起きて生じた瞬発的なストレスの方が悪夢の誘発へと繋がりやすいです。
コロナ禍に入ってからは瞬発的なストレスを感じる機会も増えてきており、悪夢を見る可能性もより高まっております。
もしも悪夢を見た前日に大きなストレスを感じた場合は、まだ体内にそのストレスエネルギーが残っております。
そのストレスエネルギーが何か悪さをすることもありますので、すぐにストレス解消へと繋げていきましょう。
悪い疲労感
疲労感といっても良い疲労感と悪い疲労感があります。
前者はスポーツなどで体を動かし、良い汗を流した後です。
自主的に運動した後に感じる疲労感は心地良く、悪夢ではなく良い夢へと繋がりやすいです。
また、良い仕事を行った後に感じる疲労感も良い疲労感となります。
良い疲労感を一言でまとめると、適度な達成感も同時に感じるような疲労感がそれに当てはまります。
一方の悪い疲労感は、達成感ではなく嫌悪感や不快感を感じたときになります。
発生しやすいのはやはり「職場」です。
特に目上の人間の発言や行動に大きな憤りを感じたりすると、悪い疲労感へと繋がりやすくなります。
いつも仕事を終えるとどっと疲れ、その疲れがいつまでも抜けない。
なぜか家にいる時にまで嫌な上司・代表の顔がいつまでも頭に浮かんでしまう。
という場合は悪い疲労感が蓄積されております。
よく悪夢を見るのであれば、その可能性はより高いといえましょう。
悪い疲労感で見る悪夢は悪夢レベルが8〜10へとなりやすく、それが更なる疲労やストレスになってしまいますので、環境を変えることも視野にいれておくことをお勧めいたします。
トラウマに支配されている
トラウマは今世でのトラウマはもちろん、前世から引き継がれたトラウマに支配されることもあります。
トラウマに支配されている状態というのは、トラウマにより行動が制限されている状態です。
学生時代、女性から言われた差別的な悪口が原因となって女性が怖くなり、女性とのお付き合いができなくなったり、上司から毎日のように罵詈雑言を浴びせられうつ病になり、出社することが出来ず引きこもってしまったり、タイの市場で買ったマンゴーを食べたらひどい食中毒になり、それ以降マンゴーを食べられなくなった…
など、過去の経験から特定の行動の制限がついてしまうような事があれば、そのトラウマに支配されているということになります。
例え以前の会社で上司から罵詈雑言を浴びせられ、一時は出社拒否になったとしても今は社会復帰ができ、別の会社でバリバリと働いているのであれば、それはトラウマに支配されている状態とは言えません。
そしてトラウマに支配されている状態だと、そのトラウマに関連した悪夢を見る頻度が高まります。
悪の気が強まっている
悪の気はいわゆる「魔がさした時」はもちろん、誰かへの怒りや憎しみが強まり、妄想でもその人に暴力を振るったり、暴言を吐いたりすることでも強まります。
実際に行動に起こさなければ良いと、妄想上の中では憎きあの上司や代表を滅茶苦茶にしている方は多いです。
一見、良いストレス解消になると思いがちですが、お伝えした通り妄想でも悪いことをすれば悪い気は強まり、それが悪夢を誘発する事があるのです。
ですのでもしもそのようなことをしているのであればすぐにやめましょう。
最後に
私がご相談者様を見る限りでは、トラウマの支配により悪夢が続いている方が多いように感じます。
トラウマは誰でも持っているものですが、真面目で責任感が強い方はトラウマに支配されてしまう傾向にあるようです。
悪夢が続くと精神的に参ってしまいストレスが増え、そのストレスが更なる悪夢になるという負の悪循環に陥ってしまう事がございます。
その負の悪循環を断ち切るには、トラウマを消去する以外に方法はございません。
ただ、トラウマを乗り越え自分で消し去るには強い精神力と根気が必要です。
ですので自分一人で消し去るのは難しいといえましょう。
しかし、私であればどんなに大きなトラウマであろうとしっかりと消し去る事ができます。
もしも「自分は過去のトラウマに支配されているかも…」
という心当たりがあるのであればお気軽にご相談ください。