三日月はづきです。
誰にでも親子の縁は必ず存在しております。
たとえ親御さんが鬼籍に入られても、絶縁・勘当されたとしても親子の縁というものは切れるものではありません。
血で繋がっている者同士の絆は、元々は赤の他人の恋人や友人とは異なり絶縁宣言したり、何年も会っていなかったりしても決して切れることはないのです。
ですが親子の縁が薄まったり、拗れたりすることはあります。
この二つは似て非なるものですので、まずは一つずつ説明して参ります。
親子の絆が薄まることで起こる影響
愛を感じにくくなる
親子の象徴は「愛」です。
人と人を繋ぎ結ぶ為の要素の一つが愛ですが、親子の愛は恋人や友人のそれよりも遥かに強いものです。
しかし、親子の絆が薄まることで親子同士の愛はもちろん、様々な愛を感じにくくなり、やがては恋愛にも興味が向かなくなります。
家族への興味も薄まる
すでに家族がいる方は自分の家族への興味が薄れ、家族がいない方は新しく家族を作ることに興味や関心が向かなくなります。
両親や子供は家族です。
そんな家族への愛が薄れることで、他の家族への興味や関心も薄れることになるのです。
コンプレックスが強まる
コンプレックスは誰にもあるものですが、コンプレックスが人よりも明らかに多く強かったり、醜形恐怖症になったりするのは
他人から客観的にみてそれほどの欠点ではないのに、本人自身が「自分は醜い」、身体のある部分の形が「人より劣っている」、「変形している」などという観念にとらわれて苦しむ病気のこと
両親との絆が薄く、愛をあまり受けていないのが原因です。
両親との絆が強く、しっかりと両親の愛を感じているのであればコンプレックスはあれど、コンプレックスに囚われたり縛られたりすることはまずございません。
親子の絆が拗れることで起こる影響
幸せそうな家族を見ると妬んだり、憎しみの感情を抱いたりする
親子の絆が拗れ、自分の両親や子供に激しい憤りや憎しみを感じるようになると、うまくいっている幸せそうな親子を見るとマイナスな感情が沸き上がってくるようになります。
そしてそれがエスカレートすると直接的な攻撃へと出ることも。
他人を信用できなくなる
これは両親や子供に裏切られることで起きる症状です。
大切な信頼していた肉親・家族に裏切られたショックは大きく、時に絆を拗らせてしまうこともあります。
時間が経てばまた関係が修復することもありますが、更に拗らせ自分の両親や子供はもちろん、あらゆる人に対して
「この人もどうせ自分をいつか裏切るに決まっている」
などの強迫観念に襲われ、誰も信頼できなくなります。
コミュニティに入らず、一人を好むようになる
親子の絆を拗らせた先の成れの果てがこちらです。
家族はもちろん、誰も信用も出来なくなるとあらゆるコミュニティに入ることを一切拒絶し、一人でひっそりと暮らすようになります。
もちろん、結婚はせず生涯独身で生きるようになります。
親子の絆は反発の繰り返しで薄れ、拗れていく
親子の絆は消滅することはありませんが、ちょっとした過ちやボタンの掛け違いの繰り返しで薄れたり、拗れたりします。
元々は強い絆で結ばれている親子ですので、ちょっとやそっとのことでは薄まったり拗れたりはしません。
例えば愛する我が子が殺人事件を起こし、少年院に収監されたとしましょう。
もちろん、親御さんは大変なショックを受け、心を痛めます。
ですが殺人のような大きな事を息子が起こしたとしても親子の絆は薄まったりも、拗れたりもしません。
そのような時は息子ではなく
「私の教育が間違っていたんだ」
と、自分を責めるようになります。
そして少年院に収監され、何年も会えなかったとしてもその間に絆が薄まることもありません。
離れていても心は繋がっているからです。
ですが、罪にもならないような「ちょっとした反抗」でもそれを繰り返せば、徐々に絆は薄れやがては拗れていくことがあります。
例としては、お子様が反抗期を迎え、ことあるごとに親御さんの意見を聞き入れず、反発したとします。
もちろん一回や二回反発したとしても、たとえ家庭内暴力にあったとしても絆は薄れも拗れもしません。
ですがそれが何百、何千とも重なれば…
親御さんの心が折れてしまい、絆は薄まったり拗れたりしてしまうのです。
親子という切っても切れない関係であったとしても、お互い親子である前に一人の人間です。
罵倒や暴力などが続けば、人間としての尊厳は破壊され、強い絆も薄まったり拗れたりするのです。
稀にですが
「自分の息子が嫌い。
愛することができない」
という親御さんがいらっしゃいますが、彼らに共通しているのは初めからお子様を愛せなかったわけではないということ。
むしろ初めは強い愛を注いで育て、目に入れても痛くはない存在だったのです。
ですが徐々にお子様への愛情が薄れ、やがては嫌いになってしまうというケースがほとんどなのです。
そしてその理由は先に挙げたようなお子様からの反発の繰り返しによるものが多いです。
もちろん、多くの方には「反抗期」が存在します。
ですので多かれ少なかれ世の中の親御さんは、お子様からの反発を経験されております。
しかしほとんどの親御さんはストレスを感じながらもこの反発を受けとめ、対応できます。
ですが人には個人差というものがございますので、中には反抗期を終える前にキャパシティーをオーバーしてしまい子供との絆が薄れ、お子様のことが嫌いになってしまう方もいるのです。
親子の絆を強めるために必要なこととは?
お伝えしたように親子の絆は消えることはありませんので、薄れたり拗れていても強めることが可能です。
そのために必要なことも「繰り返す」ことがポイントになってきます。
具体的には「親子の会話の繰り返し」です。
例外なく、絆が薄かったり拗れていたりする親子には「会話がありません」
当然といえば当然ですが、まるで仮面夫婦や家庭内別居をしている夫婦のように食事も別々。
たまに顔を合わせてもお互い無言だったりするのです。
これではいつまで経っても絆を強めることはできません。
そこでどちらかが歩み寄り、会話をする必要がございます。
会話の内容は喧嘩にならないようなものであればなんでも構いません。
そして歩み寄るのはこのブログを見ているあなたです。
あなたはこの記事にたどり着いた時点で、親子の絆を取り戻す一歩を踏み出したも同然です。
後はそこから更にもう少し歩みを進めていただきたい。
繰り返しますが、この会話も継続することが重要です。
普通の親子がやっているような
- テレビを見て感想を言う
- 料理について一言
- 今日、学校であったこと
- 今後の進路
などの会話が自然にできるようになっていれば、あなた達の絆もしっかりと強まっているはずです。
最後に
どんな親子でも互いが健在であれば関係を改善することはできます。
これにも例外はございません。
そして私の方でも親子の絆を取り戻すお手伝いができます。
もしもお困りでしたらこの三日月はづきまで遠慮なくご相談ください。
適した鑑定はこちらでしょうか。
未来の自分からのメッセージを受信します 危機回避 進むべき道とは? 将来のイベント取得
未来のあなたは
「今のあなたが抱えている問題を解決したあなた」
である可能性が高いです。
あなたのお悩み解決のヒント、あるいは答えをこれまでたくさん出してくれましたので、親子の絆に関しても良い答えが得られるでしょう。