三日月はづきです。
今回は自己暗示について。
自己暗示の効果に関しては懐疑的に捉えている方も多いですが、暗示次第ではかなり強い効力を伴ったものとなります。
自己暗示とスピリチュアルは切っても切り離せないものですので、私もよく熟知しております。
今回は知られざる自己暗示の世界にあなたをご案内していきましょう。
自己暗示とは？
自己暗示とは心の中で自分のプラスになることを自分に思いこませること。
ある特定の意識を何度も念じ言い聞かせることで、本来の実力以上の力は発揮できたりします。
自己暗示とは誰でもかかるのか？
自己暗示の基本は「念じること」
そして「自分を信じること」
この二つがキモとなって参ります。
特別なスキルなどは必要としないので誰でもできますし、誰でも自分に自己暗示をかけることもできます。
ただし、やはり個人差はありますので
「自己暗示にかかりやすい方」と「自己暗示にかかりにくい方」に分かれます。
自己暗示にかかりやすい人の特徴は？
- 自分に自信がある
- 自分の力や可能性を信じている
- 素直である
- 霊感が高い
自己暗示にかかりにくい人の特徴は？
- 自分に自信が無い
- 自分があまり好きでは無い
- 人に心を開くまで時間がかかる（あるいは人を信用できない）
- 霊感が低い
自己暗示に成功することで期待できること
自己暗示がうまくいくと驚異的な集中力が発揮できるようになったり、本来の実力以上の力を発揮できたり、溢れんばかりの自信が湧き上がってきたり、何事にも前向きになれたりします。
基本的には特にこれといったデメリットはございません。
自己暗示の行い方
まず重要になってくるのが場所です。
自己暗示は雑念が発生しにくい場所で行うことでかかりやすくなり、その効力も強まることになります。
ですので「周囲の音があまり入らない部屋」で行うようにしてください。
もちろん、一人になる環境であることも重要です。
そして目を閉じ、自分を肯定するような言葉か、鼓舞するような言葉を何度も何度も念じていくのです。
例えば
「出来る！出来る！出来る！」
などですね。
もちろんこれは継続して行う必要があるのですが、自己暗示の言葉は同じものとなるようにご注意ください。
1日目が「出来る！」だったのに、
2日目が「自分は凄い！」など、別の言葉にするのはあまり好ましくありません。
おすすめのタイミングは作業・仕事・家事など自分のスキルを発揮する場面です。
その事前の儀式として自己暗示をかけるようにすると効果的です。
例えば仕事前に
「ミスはしない！ミスはしない！ミスはしない！」
などですね。
そのような自己暗示を続けることで本当にミスをしなくなっていきます。
自己暗示を解除するという選択もある
私はこれまで数え切れないほどの方を見させていただきましたが、ご自分では抜けだせないようなループにハマってしまっている方を多く見てきました。
例えば常に悩みが絶えない、愚痴っぽい、いつまで経っても叶わない、先が見えない…
あなたもそういった思いを感じることが幾度となくあるのではないでしょうか。
そのような悩みを持つ方は自分自身に暗示をかけている場合があります。
ですが自己暗示を解除することで簡単に抜け出せ、事態が好転していくケースがございます。
一言で暗示と言ってもピンとこないと思いますので、分かり易く例えを挙げてご説明いたしましょう。
よくご結婚前の女性に使われる言葉で「マリッジブルー」という言葉があります。
本来マリッジブルーは、未知の結婚生活に対する不安からくるものと言われていますが、その中には“幸せを受け入れない自己暗示”も含まれています。
「結婚してうまくいかなかったらどうしよう…」
「愛しているといっても、続かないのでは？」
そういった事を延々とシミュレーションすることでネガティブな意識にがっつりハマって行き、「結婚しても幸せになれない」という暗示を自らにかけてしまいます。
本来なら結婚生活は夢が溢れるもので、希望に満ち満ちたものであるべきです。
それが自己暗示のせいで、まさに幸福の絶頂とも言える時なのに何故だかブルーな気持ちになっていってしまいます。
これでは幸せになれる時に、幸せを逃してしまいます。
自己暗示は恋愛以外でも発揮され、例えば何かを諦める辛さよりも、続ける楽さを選んでみたり。
成功した時に自分の実力だと思えず、いつボロが出るかと不安になってしまったり。
全てが上手く行く時よりも、ちょっと困難な時の方が心地良かったり。
楽しいことをするのが後ろめたかったり。
そして日本人の場合ですと
「自分は幸せになることは出来ない…」
「自分は幸せにはなってはいけない人間だ」
といった自己暗示がとても多いです。
これは日本人は悲観的で少し良く無いことがあったり、ミスが続いたりするだけで
「自分は価値がない」
「自分は幸せにはなれない」
「自分は幸せにはなっていけない」
といった極端とも言える思考になってしまうことが多い為です。
そしてその思考が自己暗示になってしまうのです。
ですがこのような自己暗示は自らを不幸へと追いやる呪縛といっても大袈裟ではありません。
あえて自らを追い込むような自己暗示を無意識にかけて苦しんでいる方は非常に多いのです。
自己暗示の解除方法について
自己暗示の解除を自分で行うのは厳しいです。
すでにマイマスの自己暗示がかかっている場合はいくら自分に対する肯定的な言葉を重ねて念じても、解除される率は低いです。
これはタバコを止められない人と同じだったりします。
タバコは百害あっても一利無し。
タバコを止めることで健康に良いという事は分かり切っているのに、どうして喫煙者はタバコを止められないのでしょうか。
私は喫煙者の方の禁煙補助もよくさせていただいておりますが、愛煙家の方がタバコを吸うことはまさに良く無い自己暗示の一例です。
タバコを吸っていると、いくら髪の毛や体に臭いがついても、部屋の壁紙が汚れても、歯が茶色になったりしても、自分はタバコが好きだから毎日吸い続けているのだと自分に暗示をかけています。
そしてそんな状況が、自分にとって一番良い環境だと思いこもうとしているのも特徴です。
禁煙に失敗する方は多いように、自己暗示の解除は容易ではありません。
ですが私は強力な自己暗示でも解除することができます。
「何をするにもうまくいかない」
「不幸な目に遭うことが多すぎる」
といった自覚がもしもあるのであれば、あなたは自らになんらかの良くない自己暗示をかけている可能性が高いです。
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