三日月はづきです。
手軽に取り入れることができるのに効果絶大なアイテムを今回は紹介させていただきます。
それは「観葉植物」です。
デスクワーカーの方には是非取り入れていただきたいアイテムです。
以前はお花について紹介させていただきましたが
[kanren postid=”350″]お花と観葉植物は似て異なるもの。
お花にはお花の良さや効果が、観葉植物には観葉植物の良さがあるのです。
観葉植物を机や部屋に飾るスピリチュアルなメリットについて
失われた力の覚醒に繋がる
人間は今でこそコンクリートジャングルの都心に住むことができておりますが、排気ガスや人混み、巨大なビル群、空調の排熱などに塗れた生活には実は適応出来ておりません。
人間も他の野生動物と同じように自然の中で暮らしていた動物ですので、自然産物を好み、順応するようにできているのです。
その証は食べ物にも反映されております。
人間の体にとって良いのは
- 肉
- 魚
- 豆
- 穀物
- 野菜
- 果物
など、加工されていない自然からの恵みとされているものです。
最近は生の野菜や果物を生のまま食べ、植物の酵素や栄養素をとる「ローフード」が推薦されておりますが、加工されていなければいないほどに人間の体に馴染み良いというわけです。
逆に加工され、自然のままの姿から遠ざかってしまえばしまうほど体に悪いとされておりますね。
それは食べ物ではなく、環境も同じです。
周囲の環境が自然から遠ければ遠いほどに不調になって現れやすくなります。
また、本来の力をしっかりと発揮できなくなったり、元々備わっていた力が封印されたりもします。
その代表的なものが「第六感」ですね。
これは目に見えないものを掴み取る感覚ですが、自然のあまり無い都心暮らしだと周囲のコンクリートや人が発する念、電磁波などがこの第六感の作用を鈍らせてしまうのです。
ですので都心暮らしが長い人や都心の暮らしに完全に染まってしまっている方ほど第六感は作用しなくなっていると思ってください。
ご自覚がある方は小さなものでも構いませんので、デスクに一つ観葉植物を置き、育ててみてください。
観葉植物といっても本物の自然です。
デスクに一つ本物の自然を置くことで、狭い範囲ではありますが身近に自然を感じ、そのパワーも享受できますので、失われた第六感などの力も覚醒していくことになります。
浄化効果を得られる
植物といえば浄化です。
海、川、湖などの水の自然産物と同じぐらいの浄化作用が秘められております。
植物が多ければ多いほどにその浄化効果も強まります。
ですので植物の集合体である森に行くのが一番なのですが、都心暮らしの方はそのような森が近くにないという方も多いと思います。
休日も忙しく、とても自然の多いところまで足を運べない、という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方こそ観葉植物を取り入れるべきです。
自宅で作業されている在宅勤務の方はもちろん、オフィスで複数の方と働いているという方は特に観葉植物を取り入れることをお勧めいたします。
職場には多様な人種が集まります。
社長の好みがそのまま反映され、似たような性格・個性の方が集まるオフィスもありますが、それは稀で大抵は多様性が重視され、様々な性格や個性の方が同じオフィスに集まります。
学校のクラス替えもそのようなことを考慮し、属性が偏らないように配置されるようですが、それと同じですね。
ただ、そうなると困るのが「合う」「合わない」が必ず発生するということです。
そして合わない人と合う人との衝突が起きたりもします。
仕事は皆が仲良く協力して進めた方が良いに決まっているのに、ピリピリした空気のオフィスや怒号や罵詈雑言が耐えないオフィスや、常に暗く陰鬱な雰囲気が漂っているオフィスが多いのは、性格・個性が溶け込まずぶつかり合ってしまっている結果です。
そして全ての人が面と向かってはっきりと物申すことができるわけではございません。
ですので、オフィスには「不満」や「怒り」の念が漂いやすいのです。
この不満や怒りの念はオフィスの雰囲気を悪くしてしまっている大きな要因の一つでもあります。
そんな時に効果を発揮してくれるのが観葉植物なのです。
ただ観葉植物がオフィスにあるだけで、不満や怒りの念を自動浄化してくれるので雰囲気が良くなります。
もしもあなたの職場の空気が非常に悪いのであれば、大きな観葉植物を複数置くことをお勧めいたします。
やはり大きければ大きいほど、そして多ければ多いほどにその効果も強くなる傾向にありますので。
適度な癒し効果を得られる
適度な、ということがポイントになってきます。
もしも強い癒し効果であればデスクに置くメリットはあまりありません。
何故なら強い癒し効果だと集中力が落ちて仕事に身が入らなくなるからです。
森の中に入ると副交感神経が優勢になり、身も心もリラックスしていきます。
これは森は植物の集合体であり、非常に強い癒し効果が得られるためです。
最近は「森林浴とヨガ」を合わせた「森林ヨガセラピー」がトレンドになっておりますが、こちらは癒しと癒しの相乗効果を狙ったものです。
森とヨガのどちらにも非常に高い癒し効果がございますからね。
特にコロナ禍に入ってからは人混みを嫌い、ストレスに感じる人が増えてきました。
そして都心を離れ、田舎に移住する方も急増しております。
これはテレワークの普及もありますが、それ以上に都心の暮らしよりも田舎で自然と触れ合う暮らしを本能的に求めてのことでしょう。
私も今や都心に住むメリットよりもリスクの方が大きい状況ですので、可能であれば田舎まではいなくても都心から離れ自然の多いところで暮らすことをお勧めしております。
ただ、テレワーク不可なエッセンシャルワーカーの皆様や週に何回は出勤しなければいけないデスクワーカーの方も多いと思います。
そのような方はせめて、デスクに一つ観葉植物を取り入れてみましょう。
一つだけであれば適度な癒し効果が得られ、副交感神経と交感神経のバランスが良くなり適度な緊張感を維持しつつ、リラックスして仕事に取り組めるようになるのです。
このような状態は非常に集中しやすい状態であり、仕事のミスが減り、より早く確実に進められるようにもなります。
体を最適化してくれる
2009年、デンマークの学生達を対象とした携帯電話やタブレット、パソコンを含めた一切の電子機器の持ち込みを不可としたキャンプ生活の実験がありました。
この実験では毎日飲料水は10キロ以上離れた泉にくみに行き、肉や魚はそのままの形で提供し、実際に捌いて料理してもらい、日が落ちればすぐに就寝し、日の出とともに起床する生活を強制しました。
これは現代人が原始時代に近い生活を送ることで、どのような変化を起こすかを調べる実験です。
そしてその結果は…
学生たちがそれまで感じていた痛み・痺れなどが緩和され、睡眠の質も時間も徐々に改善されていったそうです。
つまり、私たちの祖先がしていたような生活に近づけば近づくほど体に起きている炎症は鎮まり、体は最適化されるということです。
とはいえ、このような生活を毎日送るのはまず無理です。
そこでわずかな要素でも昔の生活に必要だったものを取り入れてあげてください。
そのわずかな要素の一つが自然、つまりは観葉植物なのです。
もちろん、即効性はありません。
しかしデスクに観葉植物を置き育ててあげれば、あなたの体は徐々に最適化され、良くなる可能性がございます。
最後に
「どのような観葉植物がいいのでしょうか?」
という質問をいただきますが、その答えは「あなたが気に入った植物」となります。
やはり効果云々よりも見た目が気に入った植物の方が愛着が湧きますし、しっかりと継続して育てることにもつながりますので、効果は置いておいて見た目から入ってください。
そして観葉植物は何より「枯らさないこと」が重要になってきますので、枯らさないように毎日お手入れも欠かさないでください。