三日月はづきです。
雨の日の過ごし方と雨のスピリチュアルな意味を今回は解説させていただきます。
雨は苦手という方も多いかもしれません。
ですが雨は人間の生活の営みに欠かせない命を繋いでくれるかけがえのないものです。
そしてあまり知られてはおりませんが、スピリチュアル的な効果も非常に素晴らしいものがございます。
最後までお読みいただければ、雨に対してネガティブな印象をお持ちの方でも180度考えが変わるかもしれません。
雨の持つスピリチュアルな意味とは?
雨は天(神様からの恵み)
先にも触れたように雨は生命を繋ぐ水を生み出すもの。
雨が無ければ大地は乾き、農作物は枯れ、私たち人間も生きる事ができません。
今は何かと忌み嫌われることも増えた雨ではありますが、「恵みの雨」という言葉もあるように昔は天恵物として扱われ、神様の贈り物とも言われておりました。
だからこそ日照りが続いた時は雨乞いの儀式を執り行い、神様に雨を降らせてほしいと祈願していたのです。
ちなみに雨を降らせたり、雨をコントロールしているのは水を司る神様となります。
罔象女神
闇淤加美神
高淤加美神
闇罔象神 — 闇罔象神と闇龗神いずれも祈雨(きう)、止雨(しう)、灌漑の神として信仰されている。
天之水分神・国之水分神 — 分水・分水嶺の神
瀬織津姫神 — 祓戸神の一柱
若宇加能売命
日河比売 — 霊力のある川に仕える巫女
深淵之水夜礼花神 — 水の運行を司る神
天之都度閇知泥神 — 水路の神
天之久比奢母智神・国之久比奢母智神 — 瓢(ひさご)・灌漑の神
泣澤女神
善女竜王
武水別神 — 聖山に鎮座した水神
建御名方神 — 武神・風神・農耕神と共に水神としての性格も持つ
洩矢神・守屋大臣 — 山神として雨を降らせる
聞いたことのない神様も多いかもしれませんが、彼らが水や雨をコントロールしているのです。
ただ、雨は恵みとなることもありますが、降水量によっては災害となり人間に牙を剥くこともあります。
水や雨の神がいるのであればなぜそのような事が起きるのか、と疑問に思われたかもしれませんね。
しかし水や雨の神がいるからこそ、災害が起きても被害を最小限に抑える事ができているのです。
日本は海に囲まれており、降水量が多い国ですので、水や雨の神がいなければ本来はとっくの昔に人間が住めないような国となっていたことでしょう。
浄化を促す
水といえば浄化です。
そして雨は天から降ってくる「流水」という扱いとなります。
勢いをつけて降ってくる(舞い落ちてくる)水ですので、より洗い流す浄化効果が高いのです。
特にシトシトとした小雨よりも土砂降りの方が浄化効果は強まります。
強い雨には邪気や良くない運気を洗い流したり、心身の憑き物を浄化してくれる作用があるのです。
運気の好転や上昇につながる
風水において雨は運気を好転させたり、上昇してくれる存在です。
水と金銭、金運には密接な関わりがございますが、それは金運においても同じでございます。
こちらの記事でも詳しく解説しておりますが
水回り、特に排水溝は「不浄スポット」になりやすいので、こまめに清掃する必要がございます。
不浄スポットになると金運低下に繋がることもございます。
雨の日は水の持つ金運の気が強まりますので、運気の中でも特に金運は伸びやすいです。
ただ、水回りが汚れていると伸びなくなることもありますので、しっかりと掃除するようにしましょう。
雨の日にするべき水の力を強める過ごし方
雨(水)は良い方向にも良くない方向にも作用するものです。
それが「恵み」となるような行いをここでは紹介して参ります。
掃除をする
雨の日、特に休日は家で過ごされる方も多いでしょう。
ですがそんな雨の日をごろごろと過ごしているのはもったいないです。
雨の日だからこそ掃除をしっかりと行いましょう。
とくに水回りを中心に掃除すると金運アップに恵まれるでしょう。
パワースポットに出かける
雨の日にパワースポットなど出向く気にはなれないかもしれません。
ですが雨の日は混雑を避ける事ができますし(混雑していると人の雑念や気でパワースポットのパワーも薄まるのです)
何より雨の力によりパワースポットの力が増幅する事がございます。
特に湖や池、海が近くにある神社は、雨の力でパワーも強まる傾向にありますのでお勧めです。
そして雨の日はいつもより滞在時間を長めにして深呼吸もたくさん繰り返すようにしましょう。
雨の日の神社や寺院はいつにも増して神秘的な雰囲気が漂いますが、それは雨の力によりパワーが増幅している事が大きいのです。
雨に打たれる
雨の持つ浄化効果を得るには傘もささずに雨に打たれることもお勧めです。
人目が気になる方は夜間に、特に入浴前に行うことをお勧めいたします。
雨に打たれずぶ濡れになれば体が冷えて、風邪などにも繋がりそうですが、すぐに入浴すればその心配もございません。
何よりも入浴にも浄化効果がございますので一石二鳥と言えます。
よりお勧めなのが、雨の日にあえてジョギングなどの有酸素運動を行うことです。
強度がやや高めの有酸素運動であれば必ず「汗」をかくことになりますが、この汗にも浄化効果がございます。
運動後に気分がスッキリと晴れやかな気分になるのは、この汗による浄化効果を実感しているからなのです。
運動後に入浴をすれば浄化×浄化×浄化と浄化の三乗となりますので、非常に高い浄化効果を得られるはずです。
さらに運動は「運」を「動」かす行為であり、体を動かすと同時にそれに連動して運気も動くことになるので、開運にも繋がりやすいのです。
まさに良いことづくめと言えます。
また、有酸素運動のメリットはなんといっても大量に酸素を取り込める点にあります。
酸素には様々なスピリチュアル効果がありますので、運動は行わないと損とはっきりと言えます。
雨の音を集中して聴く
雨の音に癒される、という方は多いでしょう。
その理由は、自然音には「1/fゆらぎ」という特性があり、自律神経を整え心が落ち着くと考えられているからです。
その中でも特に雨の音には、脳をリラックス状態に導くハイパーソニックが多く含まれています。
CDなどで自然録音された雨の音を聴くだけでもその効果は得られますが
最後に
雨の持つ意味と力、いかがだったでしょうか。
雨にはネガティブなイメージを抱かれている方もいるかとは思いますが、この通り雨の持つ意味や力は全て非常にポジティブなものです。
今後の雨の日は是非雨の持つ意味を意識しつつ、本記事中で記載したような過ごし方をされてみてください。