現在と過去の怒りを手放す2つのスピリチュアルな方法

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三日月はづきです。

今回のテーマは「怒り」です。

どんなに温厚な人でも怒りを感じることはあるでしょう。

私もそうです。

どうしても怒りを感じざるを得ない場面もあります。

仕事柄、最新の社会情勢を知ることは欠かせないのでニュースは時間の合間を縫って見るようにはしているのですが、中には激しい憤りを覚えるような酷いニュースもあります。

恐らくあなたもそうなのではないでしょうか?

しかし、そのような怒りは「瞬発的」な怒りで最大風速は凄いのですが、嵐のようにすぐに消えていきやすいものです。

問題は燻って中々消えない火のような「怒り」です。

このような怒りは「宿怒」(しゅくど)」と言い、ふとした瞬間に怒りを感じた瞬間がフラッシュバックし、当時のように怒りがおさまらなくなります。

過去に宿した怒りの火が中々消えず、お悩みの方は多いです。

ですのでこの怒り(宿怒)の手放し方について今回は詳しく解説して参ります。

怒りを感じた時にとるべきこと。

まずは怒りを感じた時、それが宿怒になってあなたの中に残らないようにするのが重要です。

怒りは感じないようにするのではなく、それを手放すことが何より大切なのです。

そして怒りはマイナスなことに繋がりやすいエネルギーではありますが、逆にプラスにいかすことも出来ます。

怒りは「炎」や「火」に例えられるようにその属性は「火」となります。

激しい怒りを感じた時、顔や体がカッカッと暑くなるのは怒りが火の属性だからです。

そして火の属性に属するものは、強い攻撃性や行動力を持っております。

ですので怒りのコントロールを誤ってしまうと「暴力」に繋がってしまうのです。

よくこのような話を聞きませんか?

理不尽な上司・代表への怒りが限界に達してしまい、つい殴り飛ばしてしまった…

という話を。

いかにその上司・代表に非があっても、いかに極悪非道な行いをしてきたとしても、手を出した瞬間その上司・代表が被害者となり、手を出した側は加害者となり、法の裁きを受ける事になります。

ですので言うまでもなく怒りの持つエネルギーを攻撃性に繋げてしまうのは絶対にNGです。

例外なく良くない結果にしかなりません。

皆様に行っていただきたいのは怒りのエネルギーを爆発的な行動力に繋げることです。

では、その具体的な行い方を事項にて解説して参ります。

怒りの持つエネルギーを行動力に繋げるための方法とは?

一言で言うならば怒りを感じた瞬間に、あなたが以前からやりたかったこと、または現在進行形で手がけている事を行うのです。

興味はあっても腰が重く中々手が出せずにいることは何かしらあるはずです。

確かに新しく何かを始めるにはかなりのエネルギーが必要となってくるので、始める前に挫折してしまう方もかなり多いのです。

計画や想像はしたものの、そこで終わってしまい実行に移せなかった、という経験はあなたにもあるのではないでしょうか?

特に

「会社を辞めてお笑い芸人として生きていく」

「不動産投資で中古2000万のマンションを一括で購入する」

「貯金が貯まったのでマレーシアに移住し、悠々自適なスローライフを送る」

などなど失敗したら大きなリスクや負債を負う事になるハイリスクな行動ともなると、膨大なエネルギーが必要です。

しかし、人間何か計画半ばで実行出来なかったやり残したことがあると、人生の最後で必ず後悔することになります。

私はスピリチュアルカウンセラーとして霊界へと旅立つ直前の魂の声をよく耳にするのですが、ほぼ100パーセントといって良いほど

「○○をしておけば良かった」

とやり残したことへの後悔の言葉を残しているのです。

ですが、それでも後々の事を考えるとやりたくても出来ない。

特に堅実思考の方ですとその傾向が強まります。

ですが怒りを感じた時はそんなあなたがやりたいことをやるチャンスです。

とはいえ、ハイリスクな事も積極的に行うべき、とは言えません。

やはりそのような事は熟考してから行うべきです。

それよりもお勧めなのが何かを「生み出す行為」です。

文章や音楽、イラスト、料理などでしょうか。

私が今、作成してるブログで言えば怒りを感じた時はその感情を文章にぶつけ、執筆してみてください。

もちろん、これはその日に感じた怒りを文章にてぶちまけるのではなく、怒りのエネルギーをうまく文章に載せるのです。

これにうまくいけば、自分で書いたとは思えないような表現豊かな文章が書けたりするのです。

作曲においても同じですね。

怒りがテーマの曲は多いですが、その多くは名曲とされているものだったりします。

また、バンドメンバー間の関係が悪化している時に作成されたアルバムに名盤と呼ばれているものが多いのは、お互いの不満や怒りのエネルギーをうまく作曲へと昇華させる事ができたからだと思われます。

コツを掴むまではやや難しいことではありますが、コツさえ掴むことができれば怒りから驚くほどの名作や素晴らしい結果へと繋げることができるようになるかもしれません。


すでにある怒り(宿怒)の手放し方

すでにあなたの中にある宿怒の手放し方ももちろん存在します。

その方法もそう難しくはございません。

これは五寸釘と藁人形の要領です。

あれは藁人形を呪いたい人物に見立て、それに五寸釘を打ち込むことで呪いをかけるという呪術ですが、呪いがかかる効果は実は薄く、それ以上に大きいのが「怒りを発散し、手放す」効果です。

憎い相手に見立てた人形に釘を打ち込むことで不思議と怒りは発散されていくのです。

ただ、本当に呪われる事もあるのでこちらは決して行わないように。

皆様に行っていただきたいのはもっとマイルドな事です。

まず用意するものは一枚の紙とペンです。

その紙にあなたの宿火の原因となっているものを書きましょう。

例えば…

在籍していた会社の代表にされた仕打ちが忘れることができなく、悪夢のように定期的にそれが激しい怒りと共に蘇る場合は、会社の代表が原因です。

そのような時は会社の代表の名前を。

信じていたかつての恋人に浮気が発覚し、それを問い詰めた時の彼女の一言に憤りを感じ、それ以降その言葉とともに怒りが浮かび上がるようになったら、その彼女とその彼女の言葉が原因です。

そのような時は彼女の名前と言葉をそれぞれ紙に書きましょう。

そして書き終えましたら、その紙を憎き相手だと思ってクシャクシャにして、破り捨てます。

最後の仕上げとしてその紙切れをライターなどで燃やして終了です。

単なる八つ当たりのように感じられたかもしれませんが、行ってみるとかなり気分がスッキリしますよ。

これは簡易的なお焚き上げのようなものです。

目には目をということで、火属性の怒りには火をつけて消し去ることで宿怒に別れを告げることができるのです。

[aside type=”warning”] ※ただし、火の取り扱いや後始末には十分注意すること。 [/aside]


まとめ

怒りの手放し方は以上となります。

怒りを無理に感じないようにするのは難しいですが、怒りを感じたら何かの行動に繋げるのはそれほど難しくは無いことです。

怒りもコントロールを間違えると時には取り返しのつかない事件へと発展することもあります。

実際に、怒りが事の発端となったような事件のニュースも頻繁に目にします。

しかし、こちらをご覧になられているあなたはどうかそうはならないでください。

本記事を参考に怒りをポジティブなパワーや活動につなげ、有効活用される事を心から願っております。

また、怒りがどうしても収まらない、何か大きなトラウマを抱えているという方はこちらの鑑定をご利用ください。

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