三日月はづきです。
嘘をつくのはやめましょう。
嘘をつくのは非常に良くないことです。
しかし法に反することでも、嘘をついたら逮捕されるわけでもないので嘘をつくのが癖になってしまっている方が多くいらっしゃいます。
ですがこれからお伝えすることを最後まで読んでいただければ、今後は「嘘をつきたくなくなる」はずです。
嘘に限りませんが、一般的に悪いとされていることを繰り返すと悪い末路が待っております。
わかりやすい例でいえば「引きこもり」です。
引きこもりは良くないとされていることではありますが、家族以外には迷惑をかけず一定期間引きこもったからといって逮捕されるわけでもございません。
しかし、引きこもれば引きこもるほど社会復帰は困難になってきますよね。
特に日本企業は職歴の空白期間を気にする傾向があるので、長期間働かないだけでも審査に響いてしまうのです。
経歴的なものの他には人と接する機会も激減するので滑舌・コミュニケーション能力、日本語能力、思考力、集中力もどんどん落ちていきます。
そして普通だったら貯まっているはずの資金もいつまでも0のままです。
早いうちに引きこもりから抜け出さなければ良くて生活保護、悪くて路上生活という末路が待っているでしょう。
だからこそ多くの人は引きこもることなく外に出て働くわけですが、引きこもりと比べそのリスクが一般的に知られていない「嘘」は、あまり罪悪感や危機感を感じることなく日常的についている方が多く存在します。
今回の記事はそんな方に向けた啓発の意味もあります。
ここまで読んでドキりとした方は特にしっかりと読み込んでください。
嘘をつくと人はどうなっていくのか?
一回や二回の嘘で再起不能のダメージを受けるわけではありません。
嘘は喫煙と同様で即効性はありませんが、徐々に体や心を蝕んでいく遅効性の毒のようなものでございます。
嘘の怖いところはそれにあります。
すぐに何らかの異常が出るのであれば
「嘘は悪いことだ。
嘘をつくのはやめよう!」
となるのに、すぐには効果が出ないので気づいたら手遅れになっているということもあり得るのです。
ですので基本的なことではありますが、嘘をつかないということが重要になってきます。
では、嘘をつき続けることで表れる影響について語っていきます。
人を騙すことへの抵抗感がなくなる
嘘と騙すことは似て非なること。
騙すことは「ごまかしてそれを信用させる。あざむくこと」
騙すことは人の心を欺き、裏切るということになりますので嘘よりも更に上の悪業となります。
あなたは何故、詐欺が無くならないのか疑問に思ったことはありませんか?
次から次へと新手の詐欺が登場し、警察とのいたちごっこが延々と続いているのはそれだけ騙される人がいて、騙すことで儲かるからです。
ですが、常識的な良心を持っていれば人を騙すことなどはとても出来ません。
人を平気で騙す事ができる方はそれまで嘘を重ねてきた方です。
小さな悪いことを重ねることで、徐々に大きな悪いことへの抵抗感がなくなっていくという心理です。
今、あなたはもしかしたら
「嘘をつくことはあるけど、小さな嘘だから」
と「自分は違う」と思っているかもしれませんね。
ですが小さな嘘でもつき続ければ罪悪感が薄れ、いずれは騙すことも躊躇なく出来るようになってしまうかもしれないのです。
人相が悪くなる
人の内面は見た目に現れるというのは間違いではございません。
人の外見は内面の写し鏡なのです。
人は見た目にはよらないともいいますが、これは間違いで人は見た目通りなのです。
そして嘘はその人の人相をも変えてしまうほどの影響力がございます。
元々優しそうな顔の人でも嘘をつき続けることで怖そうな、あるいはずる賢そうな人相に変わっていきます。
あなたの周囲でも昔と比べ随分と人相が変わった方はいらっしゃいませんか?
そのような方は良くも悪くも内面が昔とは大きく変わっているはずです。
転生時の査定に響く
輪廻転生を信じない方も多いですが、これは実際にあることです。
つまり死を迎えたらそれで終わりというわけではなく、死を迎えたらまた新しい人生が始まるというわけなのです。
そしてこの輪廻転生時、どのような存在に転生するかはその人の生前の行動履歴により決まります。
つまり良い行いをたくさんしていればいるほどに良い存在へ転生されることになり、逆に悪い行いをしていればいるほどに悪い存在へと転生されることになるのです。
私はよく「善業をたくさん積みなさい」とご相談者様に説きますが、それはこういった理由からなのです。
小さな嘘でもそれを重ねてしまうと大きな悪業になってしまい、来世の転生結果に響くことになります。
嘘をつき続けた結果、その罰として
- 障害のハンディキャップを背負わせる
- 過酷な使命を与える
- 寿命を短くさせる
などの属性を転生時に付け加えられることもあります。
全体的な運気の低下につながる
「嘘をつくと運気が下がりますか?」
といったご質問を稀にいただきますが、その答えは「YES」です。
それも一つだけでなく、全体的な運気の低下につながる事が多いです。
運気というものは関連性は無いようでも全ての運気は繋がっております。
そしてその人の人間力を司るものなのです。
嘘はつくたび、そんな人間力を損なわせる力があります。
ですので全体的な運気の低下へと繋がってしまうのです。
悪い人との繋がりが増える
これまでも説明した通り、嘘は悪いことです。
そして悪いことは悪い人を呼びます。
嘘をつき続けることでそれまでは全く縁もゆかりもなかったようなタイプの悪い方との接点が増えていくことになります。
例えば仕事です。
世の中の全ての仕事が良い仕事というわけではございません。
普通の求人に混じって「悪い求人」も混ざっているものなのです。
例えば、具体的な仕事内容を明記せず
「文章がある程度かける方」
「電話対応ができる方」
などの謳い文句で宣伝を出している企業の中には、詐欺などの犯罪行為に加担しているところもあるそうです。
嘘をつき続けると、そのような企業に引き寄せられマッチングしていきます。
普通の倫理観と良心を持っていればたとえそのような企業に入ってもすぐに辞めるものですが、嘘をつくことが普通になってしまっているような方は仕事を続けてしまい、どんどんと悪の泥沼にハマってしまうのです。
嘘も方便、時には嘘も必要です
ここまで読んでいただければ嘘を軽視していた方でも
「今後は嘘はつかないようにしよう」
という気持ちになったと思います。
が、時には嘘も良い方向に作用することもあります。
例えば、後遺症が残るような大怪我を負ってしまい、もう元の体には戻れないとオペでわかってしまっても、医師はすぐにはその事実を伝えず
「すぐに良くなるよ」
といったような嘘をつくことがあります。
これは事故に遭い大怪我を受けたショックの後に更なるショックを与えるような事実を伝えると大きなストレスとなるからです。
このような「その人を守る嘘」はついても良い嘘となります。
全てありのままに真実を伝えるのではなく、時には嘘をつくことも必要だということですね。
このようなその人のためを思ったその人を守る嘘はついても悪業にはならないので、あなたも臨機応変に対応していきましょう。
最後に
嘘は日常に溢れております。
ですので嘘を嘘と見抜くための判断力も生きぬく上では欠かせません。
占い師の中にも自分の利益の為に嘘をつき、人を騙す方が一定数いらっしゃるようです。
真面目に占いを行っている私としては本当に信じられませんし、激しい怒りを覚えますが、どうかあなたも十分ご注意ください。
嘘をつかないようにする、騙さないようにするのはもちろん、騙されないように注意することも重要です。