三日月はづきです。
日本ではまだまだ少ないですが、ベジタリアン・ヴィーガンという単語は認知され、広がってきましたね。
スピリチュアルが好きな方は「環境問題」や「動物愛護」に覚醒し、ベジタリアンやヴィーガンを目指す方も多いです。
そこで今回は占い師・スピリチュアルカウンセラーの視点でベジタリアン・ヴィーガンについて語って参ります。
ベジタリアン・ヴィーガンになることでのスピリチュアル的なメリット
感謝への意識が強まる
ベジタリアン・ヴィーガンになるのは
- 健康上の理由
- 宗教上の理由
- 環境面への配慮
- 動物愛護のため
など、様々な理由があり人により異なりますが、動物愛護以外の目的でベジタリアン・ヴィーガンをはじめても、いずれ行き着くのは動物への感謝です。
動物性タンパク質を断つことになると、はじめは様々な不調が起こりやすくなります。
そしてその不調の原因は動物性タンパク質の不足だと、多くの方は途中で気づくことになります。
それにより「自分は今まで動物たちの命に支えられ生きてきたのだ」ということに気づき、動物への感謝の気持ちへとつながっていくようになるのです。
失ってはじめて気づくことは多いですが、何かを断ち切って気づくこともまた同じように多いのです。
そしてその動物への感謝の気持ちが様々な感謝の気持ちにも繋がり、広まっていきます。
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上位人格とはあなたご自身の別人格のような存在です。
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まさにあなたの「上位」の人格なのですが、ベジタリアン・ヴィーガンになることで、上位人格へと近づけることがあります。
ベジタリアン・ヴィーガンとなり、特定の食材を断つことは食事制限ではなく「断食」の一種です。
断食には自分の贅肉(余計な要素)を削ぎ落とし、極限まで研ぎ澄ませる効果があります。
それにより本来の力が発揮され、上位人格へと一気に近づくほどのスペックになる事があるのです。
スピリチュアル能力が高まる
先の断食での説明でも触れたように、ベジタリアン・ヴィーガンになると余計なものが削ぎ落とされ、研ぎ澄まされていきます。
そうなることで五感が洗練され、眠っていた第六感が覚醒したり、それまで封印されていた運気が覚醒したり、霊感がアップしたり…といった全体的なスピリチュアル能力が高まることがあります。
食材の本来のパワーを得やすくなる
これは先で説明した「感謝」へとかかってくる効果です。
感謝への意識が高まり、様々なものへと自然に感謝の気持ちが出てくるようになると説明しましたが、それは「食材」も同じです。
ベジタリアン・ヴィーガンになったといっても穀物・植物・果物といった命をいただくことには変わりありません。
そしてそれまでは「命あるもの」とすら認識できなかったようなものでも、「命あるもの」と認識できるようになり、食事のたびに「私の糧となってくれてありがとう」と自然に感謝する事ができるようになるのです。
食事はある意味、料理(食材)との対話の時間です。
今はテレビやパソコンなどを「ながら見」しながら食事をする事が当たり前になりましたが、本来は食事そのものに意識を集中させ、感謝しながら食べなければいけません。
そのように意識を集中させ、食材と対話するように食事をすることで食材本来のパワーをいただけるのです。
そしてベジタリアンやヴィーガンは自然に感謝ができるようになるので、食材本来のパワーも頂きやすいのです。
愛あふれる人になれる
ほとんどの方は途中でベジタリアンやヴィーガンになります。
つまりは「肉食の時代」があったということ。
そして意識が高く、慈愛に満ちた方ほどベジタリアンやヴィーガンに転身してからは、肉食時代の罪悪感に悩まされることになります。
人によっては
「私はあんなにも賢い豚をこれまで少しも悪びれる事なく食べてきた。
なんて罪深い人間なのだろう」
と、このようにそれまでの行いを真剣に悔やむことになります。
そしてそれまでの贖罪として動物をはじめ、様々なものに愛を振りまけるような愛あふれる人間になっていきます。
好き嫌いも無くなっていき人類皆兄弟を通り越して、地球上の物は全て兄弟といった感覚で接していくこともできるようになります。
女性は聖母のように、男性は菩薩様のように。
心も愛も大きく広い人になっていくのです。
ベジタリアンやヴィーガンになるべきなのか?
これだけメリットがあると「今すぐベジタリアンやヴィーガンになろう!」と思った方もいるかもしれません。
ですがお待ちください。
私はベジタリアンやヴィーガンになることを推薦しているわけではございません。
今後いくら多様化が進んでも日本ではベジタリアンやヴィーガンが一般的になることはないと見ております。
何故なら日本人は食事に強いこだわりがあり、食事に喜びを見出す人種だからです。
そして日本人は「動物がかわいそうだから食べないようにしよう」と、食の選択を断つのではなく、
「犠牲になった動物たちに感謝して食べよう」
という犠牲になった動物を敬い、感謝してありがたくいただこうという考えなのです。
だからこそ、犠牲になった動物・植物たちへ向けた
「いただきます」「ごちそうさま」
という独特の食前・食後の挨拶があるのです。
つまり、日本人的な思考や文化とベジタリアン・ヴィーガンという主義は相性が悪いのです。
それに何かと悪者にされがちな肉ですが、スピリチュアル的な観点から見ても肉は決して悪いというわけではございません。
肉は巨大で良質なエネルギーの塊であり、人間との相性も良いです。
重要なのは結局、好き嫌いなく何でも食べて感謝の気持ちを忘れないようにすることです。
これが日本人にあったスタイルだと私は見ております。
ベジタリアン・ヴィーガンを否定するわけではありませんが、なるには強い意志の力が必要です。
生半可な気持ちやファッション感覚(最近増えているようです)でなろうとすると必ず失敗します。
特にヴィーガンは肉はもちろん、魚介類、乳製品や卵、蜂蜜など全てNGです。
多くの料理に出汁が使われており、ヴィーガン向けメニューもほとんどない日本でヴィーガンをやるとなると、かなりの覚悟が必要です。
また、金銭的な負担も増えていきますので、軽い気持ちでなるのにはおすすめ致しません。
すでにベジタリアン・ヴィーガンの方も無理は禁物です。
あるいは健康面に不調が出ているようであればベジタリアン・ヴィーガンするのも手です。
最後に
そして重要な点がもう一つ。
それはベジタリアンやヴィーガンにも「合う合わない」があるということです。
ベジタリアン・ヴィーガンになってから体調が良くなったという方と、一方で体調が悪くなったという方に二分されるのはそれが理由です。
日本人はベジタリアンやヴィーガンに向いている種族とは言えませんが、中には向いている方もいらっしゃいます。
もし、ベジタリアンやヴィーガンになりたい!と思われている方がいれば、あなたがベジタリアンやヴィーガンに向いているか見ていきますのでお気軽にご相談ください。