三日月はづきです。
風鈴が嫌いという方は少ないかと思います。
風鈴は夏を象徴する物の一つ。
あの涼しげな音に風流を感じさせますよね。
ですがただ音が良いだけでなく、実は素晴らしい効果があるのです。
今回の記事を最後まで読んでいただければ、きっと風鈴を購入したくなるでしょう。
風鈴の持つスピリチュアルな効果とは?
邪気払い
鈴は古来より魔除けの力があると信じられてきました。
巫女が舞いを奉納する時にも神楽鈴という特別な鈴を用いますが、あれは神様のために邪気を祓うことが目的です。
風鈴にもその音で邪気を払うことが出来ます。
邪とは良くないもの、穢れあるものを意味しますが、風鈴のあの音は穢れとは対照的な美しく軽やかなもの。
風鈴はその音で穢れを浮かし、払ってくれるのです。
風鈴の邪気払いの効果を存分に発揮するためには鬼門の方角につけることでよりその効果は倍増します。
鬼門(きもん)とは、北東の方角のことですね。
その名の通り「鬼(邪気)の出入りする方角」を意味します。
鬼門の方角は鬼(邪気)が出入りして集まるところですので、不吉なものと恐れられてきました。
福寄せ
鬼は外、福は内の節分の豆まきのように、鬼(邪気)を払い、福を内(家の中)に引き寄せる効果が風鈴にはございます。
人間も似た物同士が惹かれ合いますが、これは目に見えないスピリチュアルなものも例外ではございません。
汚く、散らかった家には良くないもの(邪気)が、綺麗に整えられた家には良いもの(福)が自然と引き寄せられていくのです。
風鈴の音は福を引き寄せる非常に良いものなのです。
季節を彩る風鈴と、猪目窓から射すハート形の日差しが美しい。
京都宇治田原、正寿院。 pic.twitter.com/PHv1fBXz7B
— うさだぬ_京都写真家 (@usalica) September 10, 2022
三つのSへと自然へと繋がる
三つのSのことをご存知でしょうか?
三つのSとは「掃除、整理、整頓」です。
こちらの三つは開運のキーワードとなります。
この三つを心がけることで開運へと繋がるのです。
ですが忙しくしているとこの三つはおざなりになりがちです。
仕事や恋愛などが優先され、この三つのSは後回しにされてしまうのです。
しかし、風鈴がある家は不思議とこの三つのSがしっかり出来るとされております。
それは風鈴の美しい音色を聞いていると、その場の環境も美しいものにしなければならないという、ある種の強迫観念のようなものが湧くのです。
ですので風鈴の音に相応しい空間作り、環境作りを無意識のうちに行うようになるのです。
癒しへと繋がり、心が穏やかになる
鈴の音、特に風鈴は癒し効果が非常に高いとされております。
その理由は風鈴の音には小川のせせらぎや虫の音と同じ高周波音(1/fのゆらぎ)と呼ばれるものが含まれているためです。
風鈴の音を聞くことで脳からアルファ波が出て癒し効果が出るのです。
そのため、風鈴のある家庭は家庭内トラブルが少なくなり、家族間の関係も良くなるとされております。
おまけ映像😄!!!
太宰府天満宮にて。。。風鈴日和🎐
癒しの音色が心地よい♪♪♪
お天気に恵まれた素敵な旅の思い出…♥️ pic.twitter.com/4EvUanGi6a
— Akkoro💓 (@H15305315) September 3, 2022
暑さを和らげる
風鈴の音は条件反射で涼しさを感じやすくなります。
現代の日本人にとって風鈴の音は、風を想起させるものとなっております。
そして湿度が高い日本では、気温の変化が無くても風が吹くことにより体感温度が下がるため、「涼しい」と感じることができるのです。
サーモグラフィーを用いた体表面の温度変化を調べた実験でも、「風が吹いている」という記憶を想起させる風鈴の音が冷感を生じさせることが観測されており、同時に行ったアンケート調査でも「涼しさ」を感じる方が多くみられました。
この現象は中枢での条件反射によるものです。
「風」が「涼しい」ことを学習し経験することで、「風の記憶」を呼び起こし、「風鈴の音」が条件刺激となって、「涼しさ」を感じるのです。
風鈴を選ぶ際は色にこだわりましょう。
選ぶべき風鈴の色は「青色」です。
青色はひんやりとした冷たさを感じる色でもあります。
色からも実は温度を感じることができ、見た色で体感温度は変わることがあります。
風鈴はあの涼しげな音色が涼を感じさせますが、涼を感じさせるのは音だけでなく風鈴の外観も大きいです。
風鈴は水色や青色など冷たさを感じる色が多いですが、これも涼を感じさせる要素の一つなのです。
ですので風鈴を選ぶ際は青色のものを選ぶようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
風鈴にはこれだけの良い効果があるのです。
安価で手に入る物なのに、その効果は価格以上です。
風鈴と言えばどうしても「夏につけるもの」というイメージがあるかもしれませんが、通年を通して使用していただきたいものです。
涼しさを感じやすくなるという効果があるので、やはり夏場が一番その本領を発揮できると言えますが、夏以外でも是非使っていただきたいです。