三日月はづきです。
今回のテーマは「物欲」についてです。
それまで物欲があった方でも突然物欲が無くなることがございます。
物欲が無くなれば浪費することもなくなり、一見「お得」なことのように思えます。
しかし物欲がなくなった当の本人はその自分自身の変化に恐れを成すことが多く、私の元に
「物欲が無くなりました。
私はこれからどうなるのでしょうか?」
といったご相談が寄せられます。
そこで今回は物欲が無くなった事のスピリチュアルな意味をわかりやすく解説していきたいと思います。
物欲が無くなる事のスピリチュアルな意味とは?
物欲が満たされている
シンプルに物欲が満たされているから物欲が無くなるケースが一番多いです。
物欲というものは無くなることはない。
全てにおいて満たされている状態はありえない。
と、あなたは思われておりませんか?
しかしその認識は間違っております。
物欲は宇宙のように底が無いものではなく、満たされることはあります。
欲しい物全てを手に入れた時はもちろんのこと。
自分が幸せな状態だと物欲も満たされる事が多いです。
物欲はそもそも「欲しい物を手に入れて幸せに近づくため」にあるものです。
欲しい物を手に入れてまず幸せになり、その欲しい物を自分の為に役立てても幸せになります。
つまり、欲しい物を手に入れるという行為は幸福になるための一つの手段でもあるのです。
わかりやすい例でいうと、高級ブランドの「洋服」が欲しかったとします。
高級ブランドの洋服をやっとの思いで手に入れればその瞬間にも幸せになれ、高級ブランドの洋服を着てその姿を鏡に映してもまた幸せになれるのです。
ただ、あくまでこれは幸福になるための手段の一つに過ぎません。
他の方法で幸せになれば物欲は徐々に消えていくことになるのです。
忙しすぎるため
多忙なワーカホリックの頭の中はとにかく
仕事仕事仕事
他の何よりも仕事第一優先であり、大切な物も時には犠牲にしてしまいます(健康、家族など)
これは極端にしても忙しすぎると物欲が急に消えていきます。
物欲というのは性欲・食欲・睡眠欲の三大欲求と違っても無くなっても困らないものです。
ですので本体の時間やエネルギー的な余裕がなくなると、まず物欲のような無くても困らない欲求が落ちていきます。
もしも物欲だけでなく三大欲求もなくなっていったのであれば、かなり危険な状態のサインですので要注意。
悟りを開く事ができた
滅多に出来る事ではありませんが、悟りを開くことでも物欲が無くなります。
いえ、正確にいえば物欲から解放されます。
悟りを開くとは「心の迷いが解けて、真理を会得する」こと
厳しい修行や辛い環境に長期間身をおく事で悟りは開かれます。
悟りを開く事で様々な事への執着が消えて、楽に生きる事が出来るようになります。
そして物欲は幸せのきっかけとなる欲求ではありますが、物欲が強い方ほど物欲に縛られて生きております。
物欲が強い方は欲しい物を手に入れて幸せになる、という目的を見失い、ただ欲しい物を次々に買っていくだけの人生へとなってしまうこともあります。
しかし悟りを開けば所有欲が消え、物が無くとも幸せに生きる事が出来るようになるのです。
鬱になりかけている
うつ病の初期症状として、それまで興味があった事に対して興味が向かなくなるというサインがありますが、物欲が無くなった時は鬱になりかけている可能性がございます。
特に他に
- 以前と比べ無気力になった
- 休日の大半は寝ているだけ
- 意味もなく涙が出るようになった
- 人と接するのが怖くなった
などの症状も出ているようであれば高い確率で鬱になりかけております。
ラージカルに突入した
ラージカルとはスピリチュアルの状態の一つ。
その意味は「何物にも影響を受けない状態」となります。
人は人だけでなく「物」にも影響を受けます。
電化製品や木工品などの人が作り出したものから、滝・岩・石・木・花などの自然の芸術作品まで様々な物から日々知らず知らずのうちに影響を受けているのです。
しかしラージカルに入ると、どのような物からも一切の影響を受けなくなります。
物からの影響も受けなくなるので
「新しい服や靴が欲しい」
「家や車が欲しい」
などの物欲が無くなります。
ラージカルは「影響を受け過ぎている状態」の方の中和現象として起きるものであり、基本的には長くは続きません。
物欲が無くなったらするべきこと
物欲が無くなるといっても基本的には一時的に無くなる場合がほとんどです。
ですので正確には奥に引っ込んでいるような状態といえましょう。
したがって
「物欲が無くなった!どうしよう!」
と慌てる必要はございません。
ですが物欲が無くなった状態を有効活用しなければ損です。
そこで物欲が無くなった時だからこそして欲しいことを紹介していきます。
新しい趣味を開拓する
物欲がある状態だと
- 異性との出会い
- お金を稼ぐ為
- 芸の肥やしにする為
など、活動の先には「物」があることが多く
趣味に関しても本当に自分がやりたい、と思ったことを趣味ではじめる方は実は少数派です。
趣味を通して素敵な異性に出会えるかもしれないから、といったようなその先にある出会いを期待して始める方が意外と多いのです。
ですが物欲がない状態だと物にとらわれない本当の自分の欲求に従った選択が出来るようになります。
そこで出会った趣味はかけがえのない生きがいとなることもあります
修行をする
厳しい修行に耐える事で自分自身を大きく成長させる事ができます。
ですが、欲が強かったりすると失敗する事が多いです。
修行というと滝に打たれて精神統一をするようなイメージがあるかもしれませんが、そもそも精神を統一させるには欲に負けないような強い意志の力と集中力が必要です。
ですが一般の方の多くは欲に負けないだけの意思の力と集中力を持ち合わせておりません。
ただ、物欲が無くなった状態であれば、意思や集中力も高まりやすく修行にも成功しやすいです。
修行に関してはお寺などで行っているものに参加すると良いでしょう。
私たちは日々、仕事やSNS、ネットニュースなど膨大な量の情報にさらされています。1日に処理すべき情報量は増え、なかなか心…
投資をする
投資にも成功と失敗という概念がありますが、自分の欲に打ち負けて冷静な判断ができないと投資で失敗する事が多いです。
投資とは今の資本を増加させるために、現在の資本を投じる活動のこと。
それに重要になってくるのは「我慢」と「未来を見据えた選択」です。
物欲が無くなるだけでこの二つがしっかりと出来るようになるので、投資をしても成功する確率が高いです。
まとめ
物欲が無くなることは誰でもあり得ます。
例え今現在は物欲が有り余っていて仕方がない、という方でももちろん例外ではありません。
しかし物欲が無くなった時は「チャンス」だと思って本記事で紹介したようなことを実際に行ってみるようにしてください。