三日月はづきです。
今回はキツネの持つスピリチュアルな力と意味について説明・解説してまいります。
キツネには神秘的なイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実際、キツネは非常にスピリチュアルな動物です。
今回はそんな知られざるキツネの持つスピリチュアルな一面や意味を皆様にお届けいたします。
キツネの持つスピリチュアルな力
知恵
九尾の狐に対する伝説はたくさんありますし、小説などのフィクションにも多数登場することから、あなたも名前くらいは聞いたことがあったかもしれません。
そのほとんどの描写では、九尾の狐は良くない妖怪として描かれることが多いです。
そもそも狐自体が悪い憑き物としての伝説が多いです。
昔話などでも、狐はズル賢いキャラだったりしますよね?
ですが言い返せばキツネはそれだけ知恵があるということです。
実際キツネはとても頭が良く、気も利く動物でもあります。
複数の潜在能力
先に挙げた九尾の狐の九尾には特別な力が込められているとされております。
この特別な力こそが「潜在能力」です。
特別なキツネでなくとも、多くの個体には一つだけでなく複数の潜在能力を持っております。
その潜在能力は様々ですが、厳しい野生世界で生き抜くためのものであることが多いです。
変化の力
キツネは「化ける」イメージがあると思いますが、変化を促す力に優れていることからついたイメージなのかもしれません。
キツネの守護動物霊に愛された方は春、夏、秋、冬と山の景色が変わるように、その人の人生の中の景色も目まぐるしく変わっていくと言われております。
例えば私の知っている例でいうと、私の知人にキツネの守護動物霊がついている方がいるのですが、その方のキツネの守護動物霊は法力を操ることができます。
仏教修行によって得ることができる摩訶不思議な力ですが、なぜかキツネなのに精度の高い法力を操ることができるのです。
その方は法力によって、何度も生まれ変わったかのような良い変化を起こしておりました。
会うたびに良い意味で別人になったかのような変化を感じたのです。
ストレスを減少させる力
動物は多くが優れたヒーラーとしての才能を持っております。
アニマルセラピーとしてその癒しの力が医療の現場でも使われているぐらい、そのヒーラーとしての力は侮れないものがあるのです。
キツネは癒しを与えるだけでなく、ストレスを取り除く力があります。
とあるキツネの妖怪は気に入った人間に精神面を浄化した際に、その方の抑え付けられている「自我」を感じ、その自我がストレスの根源となっている事がわかるとすぐにその自我を解したそうです。
文章でこうして表現することは容易にできますが、実際にそれを実行するのは容易なことではございません。
ですがキツネの妖怪ともなれば、このようなストレスの大元を取り除いたり解体したりすることもできてしまうのです。
特にヒーリングの力が強い他の動物は猫が有名です。
キツネの持つスピリチュアルな意味
天狗の生まれ変わり
天狗とは顔が赤く鼻が高くて神通力(じんずうりき)を持ち、自由に空を飛び深山に住む怪物とされている存在ですが、その正体は知られておりません。
ですが一説では、天狗はキツネが転生や変化した姿とされております。
私の知人に「山伏」がいるのですが、彼からこのような話を聞いたことがございます。
山伏と天狗は切っても切れない関係ですが、天狗は日本人の霊魂観から発する霊的な存在で、芸術・芸能・文芸に取り入れたのは随分昔に遡ると言われております。
天狗は本来文字通り「天のキツネ」であり、通常のキツネの霊「地狐」と対応するものともされていました。
そしてその天狗は鳥居を通り、人間界に遊びに来たり要件を果たしにやってきたりしているのだそうです。
何とも不思議な話ですが、その山伏が住んでいる霊山でも天狗の目撃は数多いそうです。
天狗に関する記事はこちらを。
絆や恩返し
意外に思うかもしれませんが、実はキツネは日本犬と同じぐらい忠実な動物でもあります。
一般には人間には懐かないとされておりますが、一度人間に心を開いたり、助けられたりするとその恩を決して忘れず恩返しに訪れるとされております。
このようなキツネの妖怪のエピソードがあります。
彼は元々前の過去世で人間だったことがあるのですが、当時彼はとある方の一人息子でした。
その方は彼の母親で、ご主人様にあたる方を彼が生まれた数ヵ月後に病気で亡くしており、母子家庭でした。
子育てをしながら働き、生活は決して楽ではありませんでしたが、愛情に溢れた素敵な日々を過ごしておりました。
ただ、その方と彼が一緒に過ごすことができた時間はたったの三年ほどでした。
ある日、川辺で遊んでいた彼は、その方が少し目を離した隙に足を滑らせ川に転落し溺れてしまい、そのまま短い生涯を終えてしまったのです。
天界へと旅立った彼はその後、キツネとして生まれ変わることが決まっていたのですが、それを頑なに拒み続けました。
人間であれ何であれ、その方の子として生まれ変わりたかったからです。
しかし、そうこうしているうちに無情にも時は過ぎ、ついに転生期日を迎えてしまいます。
転生期日とは、生まれ変わって下界で生きるか、それとも霊界で永遠のときを過ごすか…
それを選択できる期限のことなのですが、決断を迫られた彼がとった選択は、妖狐(ようこ)として霊界の為に働き続けるというものでした。
他の誰かの子に生まれるくらいなら、天からその方を見守り続けたい。
それが彼の出した答えでした。
ですがそんな彼に、好機が訪れます。
霊界での仕事ぶりが認められ、九尾の狐として人間の守護妖怪となる資格を得ることができたのです。
そして無事に守護妖怪となり、その方の元に派遣される運びとなったのです。
その後はその方に一生の忠誠を使い、身を粉にして働き続けたのだとか。
元々人間だった頃の恩義と愛情はキツネに転生したことでよりアップし、その方に尽くすようになったのです。
実はこのような例は意外と多いです。
自分らしく生きなさい
キツネは自分らしさを象徴する動物でもあります。
キツネをもしも目撃された際は、本来のあなたからずれてしまっており
「もっと自分らしく生きなさい」
というスピリチュアルメッセージが発信されている可能性が高いです。
最後に
キツネの守護動物霊、守護妖怪は人間にとって必要不可欠な変化や知恵、ストレス減少などの力を持っている他、日本犬以上の忠誠心を持って働き続けてくれます。
そして意外とキツネの守護動物霊・守護妖怪がついている方は少なくありません。
自分の守護霊を完璧に把握されている方は少ないので、この機会に自分の守護霊を知ってみませんか?
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キツネの守護動物霊はついていなかったとしても、意外な発見がきっとあるはずです。
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